2026年に登場すると予想されるガーミン新作の中で、最も有力視されているのが Forerunner 265の後継モデル(名称候補:275 または 370) です。
理由は、以下の3点に集約されます。
- 2025年に570/970が同時投入され、上位ラインが完成したため
- 265の発売(2023年)から約2〜3年で更新周期に一致するため
- ガーミンの中心価格帯(約6万円)で最も売れるゾーンの後継だから
名称は“275”よりも 370(3xx番台) が有力とされており、「165 → 370 → 570 → 970」という奇数階層の統一ラインが完成する可能性があります。
新機能の軸は「次世代心拍センサー」「高精度GNSS」「AIコーチの強化」「軽量ボディ」。特に、2025年に大幅進化した570/970で採用された新世代センサー群が、ミドルレンジにも降りてくるかが焦点です。
発売時期は、過去のサイクルから 2026年春〜夏が最も自然。ランナーにとって“最も買い替えの狙い目”となるモデルになる可能性があります。

ここでは370になる前提で進めていきます。
Forerunnerシリーズの系譜

GarminのForerunnerシリーズは、ランナー向けのスマートウォッチとして年々進化が図られています。
これまでのForerunnerシリーズを階層別に整理すると、次のようになります。
| 階層 | モデル | 発売日 |
|---|---|---|
| エントリーモデル | Forerunner 165 | 2024年2月29日 |
| ミドルモデル | Forerunner 265 | 2023年3月2日 |
| ハイエンドモデル | Forerunner 570 | 2025年6月5日 |
| フラッグシップモデル | Forerunner 970 | 2025年6月5日 |
GarminのForerunnerシリーズは、他シリーズと比較して更新周期が安定しており、概ね1.5〜2.5年ごとに新モデルが投入されてきました。
特に、ミドルレンジ帯(2〜6万円)のモデルは、ランナーの母数が多いためガーミンとしても優先度が高く、過去の販売実績から見ても更新テンポが速い傾向があります。
2025年に570/970が揃ったことで上位帯は固まり、次に“空白ゾーン”となっているのが ミドルレンジの3xx番台。
このため、2026年に265後継機(=370または275)が来るという見方は、サイクル的にも非常に合理的です。
次の名称はForerunner 265ではなくForerunner 370か?
Garminの番号体系は一見ランダムに見えますが、シリーズ内で奇数階層を作る動きが強まりつつあります。
たとえば、165(入門)→570(ハイエンド)→970(フラッグシップ)と“奇数飛び”で構成が揃っており、265だけが偶数で浮いている状態です。
この状況を整理するために、モデル体系を165 → 370 → 570 → 970と統一する動きがあっても不思議ではありません。
数字の美しさだけでなく、階層の分かりやすさというマーケティング上の狙いからも、370という名称は理にかなっています。
2026年モデルに搭載されそうな新機能(予想)

次期の新作モデルには搭載されると思われる機能を予想してみました。
| 分類 | 新機能の方向性 | 期待度 |
|---|---|---|
| 衛星測位 | マルチバンドGNSSの標準搭載。屋内測位の精度向上。 | ★★★★☆ |
| トレーニングAI | 個人データから次の練習内容を自動提案。Garmin Coachの進化形。 | ★★★☆☆ |
| センサー性能 | 新世代光学心拍センサー(Precision HRv3など)。 | ★★★★★ |
| バッテリー寿命 | AMOLED維持で約20日稼働。ソーラーバージョンの登場も? | ★★★☆☆ |
| 共有・SNS機能 | 仲間とのグループラン・データ共有。Connectとの統合強化。 | ★★★★☆ |
| 素材 | チタン・再生素材などの軽量かつ環境配慮型ライン。 | ★★★☆☆ |
2025年モデル(570/970)では、センサー性能・トレーニング分析・AIの分野が大きく進化しました。
その流れを踏まえると、2026年モデルでは以下の点がさらに洗練される可能性があります。
- Precision HRv3(次世代光学心拍センサー) によるVO₂maxやランニングダイナミクスの精度向上
- Garmin CoachのAI化(日単位の練習提案がさらに自動化)
- 屋内トラック走や地下での補正精度アップ
- AMOLEDのバッテリー消費を抑える最新低電力チップの採用
- 570/970に搭載された通話機能は“載せない”可能性が高い(軽量ランナー向け特化のため)
特に、AIによるランナー専用のトレーニング提案がどこまで進化するかは2026年の注目ポイントです。
価格帯の予想(日本市場目安)
| モデル | 公式価格(税込) |
|---|---|
| Forerunner 165 | 39,800〜44,800円 |
| Forerunner 370 (予想) | 59,800円(予想) |
| Forerunner 570 | 89,800円 |
| Forerunner 970 | 121,800円 |
価格帯で見ると、Garminは2025年のラインナップを入門(165)→ ミドル(370予想)→ ハイエンド(570)→ フラッグシップ(970)という“4段階の縦ライン”に整理しつつあります。
この体系は、Apple WatchでいうSE → ノーマル → Ultraのように、自分に合った階層を選びやすい構造に寄せている印象です。
価格的にも370はGarminの中心価格帯として、最も多くのランナーが選ぶモデルになるでしょう。
今買うべき?それとも370を待つべき?(買い時ガイド)
● 早くスマートウォッチが必要 → 今すぐ265でOK
練習記録や心拍データをすぐ取りたいランナーは買い替えメリットが大きいです。
● 新機能(AI・新センサー・高精度GPS)を試したい → 370を待つ価値大
特に265ユーザーは、分析精度アップやAIコーチ強化で体感差が出る可能性があります。
● 165ユーザー → 待つ価値が最も大きい層
機能差が一気に開く可能性が高いからです。
● 570/970ユーザー → 待つ必要はほぼない
性能はすでに十分で、370は“軽量特化”の別ラインになるため。
\Forerunner 265/
Garmin Forerunner 165 vs 265|違いはGPSだけじゃない!
Forerunner 370は最もストイックな分析モデルになる?

元々は、フォアアスリート(ForeAthlete)といった名称でしたが、フォアランナー(Forerunner)になったことで、目的と用途がより明確になったと感じています。
もし、Forerunner 370が登場するなら、初心者モデルのForerunner 165だけでなく、上位の570とも明確な棲み分けを図ってくるでしょう。
その棲み分けとは、ランニング分析とスマート機能による明確な線引きです。
2025年に登場したForerunner 570 / 970は、スピーカー&マイクを搭載し通話できるスマートウォッチとして進化しましたが、価格も大きく上昇しました。
そこでForerunner 370は、あえてその通話機能やアルミベゼルといった日常使いの付加価値を搭載せず、265同様の軽量な樹脂ボディを採用すると筆者は予想します。
その代わり、以下のランニングの質に関わる中核機能は570から妥協なく引き継ぐと思われます。
- トレーニングレディネス(高度な分析機能)
- マルチバンドGNSS(高精度GPS)
- 最新の第5世代光学式心拍計
これにより、シリーズの立ち位置は以下のように完成します。
- 165: AMOLEDで楽しむエントリー機
- 370(予想): 通話不要、分析特化の純粋なランニング分析ミドル機
- 570: 通話もできる高級ハイエンド機
- 970: 地図も載った最強フラッグシップ機
2026年は、AI、センサー、バッテリー効率といった“ランナー体験の本質”がさらに磨かれる年になると見られます。
もしForerunner 370が登場するなら、Garminがこれまで蓄積してきたランニング科学・データ分析の知見を最も純粋な形で落とし込んだ「ランナー専用機」として、シリーズの中心的存在になるはずです。
265からの買い替えはもちろん、165ユーザーにとっても大幅な進化を感じられるモデルになるのではないでしょうか。
結論:2026年ガーミン新作の本命はForerunnerシリーズ
2026年は、ガーミンの新作ラインナップの中でも Forerunnerミドルレンジの後継(370 または 275) が最も有力視されています。
理由は、以下のような背景です。
- 2025年に上位モデル(570/970)が揃ってラインが固まった
- 265の発売から約2〜3年周期で更新時期に当たる
- 価格帯の中心(約6万円)が最も売れるゾーン
- 海外のリークやコミュニティでもミドル帯が本命視
新機能の軸は「AI強化」「次世代心拍センサー」「高精度GNSS」「軽量ボディ」でしょう。発売時期は 2026年春~夏 が最も自然なタイミングです。
※この記事の内容は現時点(2025年12月10日)の情報・過去の傾向・海外コミュニティの予想を元にした考察です。
正式な仕様・発売日は、必ずGarmin公式の発表でご確認ください。
【参考サイト・引用元】
・ガーミン 公式サイト:https://www.garmin.co.jp/
・ガーミン公式サイト(US):https://www.garmin.com/en-US/
※記載の内容は都合により変更になることがあります。
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