Forerunner 165 と vívoactive 6 は、どちらもGarmin初心者にちょうどいい人気モデルです。
ただし結論から言うと、日常の健康管理を軸に、たまに走る人は vívoactive 6 を選ぶ方が後悔しにくいです。
(目安:ランニングは週に1〜3回で、タイムよりも習慣化や健康維持が目的の人)
なぜなら、走らない日でも睡眠・ストレス・回復といった生活の質に直結する機能を毎日使えて、Garminを“続ける”仕組みが作れるからです。
一方で、ランニングの記録向上やレース目標が明確なら Forerunner 165 が向いています。
本記事では、vivoactive 6を毎日使っている筆者の実体験(操作感・睡眠・ウェルビーイング視点)も含めて、2つのモデルを丁寧に対比していきます。
優劣ではなく、どちらが生活に寄り添うかを見つけるお手伝いができれば幸いです。

筆者はvivoactive 6を購入しました。
【初心者向け】Garmin vívoactive 6 徹底解説|できること・進化点・比較でわかる最適な選び方
【結論】どっちモデルが向いている?

難しいスペックの話は一旦置いて、まずはGarminを着けて何をしたいかで、どちらが向いているかを見てみましょう。
Forerunner 165 がおすすめな人
結論:ランニングを習慣にしたい、記録を伸ばしたい人
もし目的がランニングで、Garminにランニングコーチとしての役割を期待するならForerunner 165が最適です。
- ランニングを始めたばかり、またはこれから習慣にしたい人
- フルマラソン完走など、具体的な目標がある人
- ランニング中に汗や雨で濡れた手でも、確実にラップを取りたい人
- レース予測タイムやPaceProなど、走力アップのための指標が欲しい人
Garmin Forerunner 165 vs 265|違いはGPSだけじゃない!
vívoactive 6 がおすすめな人
結論:日常の健康管理をメインに、フィットネスも楽しみたい人
もし目的が健康的な生活で、Garminに24時間体制のライフログ(活動記録)パートナーとしての役割を期待するなら、vívoactive 6が最適です。
- 睡眠の質やストレスレベルを細かくチェックして、生活を改善したい人
- 運動はランニングだけでなく、ジム、ヨガ、ウォーキングなど幅広く楽しみたい人
- 仕事中や普段着にも合わせやすい、よりスタイリッシュなデザインを求めている人
- スマート起床アラームなど、日常を快適にする最新の便利機能を使いたい人
【初心者向け】Garmin vívoactive 6 徹底解説|できること・進化点・比較でわかる最適な選び方
スペック比較表
基本スペックを表で比べてみましょう。どちらもSuica対応、鮮やかなAMOLEDディスプレイ搭載という点は共通しています。
Forerunner 165![]() | vivoactive 6![]() | |
|---|---|---|
| 位置づけ | ランニング | ウェルネス |
| 操作方法 | タッチ + 5ボタン | タッチメイン 2ボタン |
| ディスプレイ | 1.2インチ AMOLED | 1.2インチ AMOLED |
| 稼働時間 スマートウォッチ モード | 約11日 | 約11日 |
| GPSモード | 約19時間 | 約21時間 |
| 音楽機能 | Music モデルのみ (4GB) | 標準搭載 (8GB) |
| 重量 | 39g | 36g |
| サイズ | 43 x 43 x 11.6 mm | 42.2 x 42.2 x 10.9 mm |
| センサー | 心拍計, 血中酸素, GPS等 | 心拍計, 血中酸素, GPS, ジャイロ, 電子コンパス等 |
| 価格 (税込) | 39,800円 Music: 44,800円 | 52,800円 |
| Amazon 販売価格 | 価格を見る | 価格を見る |
※GPS稼働時間は使用モードや設定で変動します。購入前に公式仕様で確認してください。
価格だけ見ると vívoactive 6 の方が高く感じますが、音楽機能が標準搭載(8GB)で、日常のウェルネス機能も充実しているため、生活の中で使う時間が長い人ほど満足度が上がります。
【徹底比較】初心者が迷う設計思想の違い

スペック表の数字だけでは見えない、両モデルの設計思想(キャラクター)の違いを3つの側面から比べてみたいと思います。
ボタンとタッチの操作性
- Forerunner 165(ボタンの確実性):ランニングウォッチとして、あえて「5つの物理ボタン」を搭載しています(タッチ操作も併用可能)。走りながらのラップ計測、汗や雨で濡れた手での操作など、運動中の確実性を最優先する思想です。多くのランナーが最終的にボタン操作を選ぶのには、こうした明確な理由があります。
- vívoactive 6(タッチの快適性):スマートウォッチとして、日常の快適性を最優先したタッチ操作がメインです。
普段の操作はタッチが圧倒的に快適で、通知処理や設定変更がストレスになりにくいです。
これは実機を手にしているからこそ強く言えるのですが、今回のvivoactive 6は操作感が驚くほど進化しています。上位モデルのfēnixも所有していますが、日常操作のサクサク感だけなら、こちらが上だと感じるほどです。
メイン機能
Forerunner 165(走りの専門家):走力を分析し、速く、長く走ることをサポートする機能に特化しています。
- PacePro:レース本番でペース配分を指示
- リカバリーアドバイザー:次のトレーニングまでの休息時間を提案
- おすすめワークアウト(ラン):コンディションに合わせた走りのメニューを提案
vívoactive 6(生活のパートナー):ランニングも含めつつ、生活全体の質をサポートする機能が充実しています。
- スマート起床アラーム:浅い眠りを検知し、快適な目覚めをサポート
- Body Battery:元気残量を可視化し、休息のタイミングを提案
- センサー進化(ジャイロ等):ヨガやピラティスなど、ランニング以外の細かな動きの認識精度も向上
特にスマート起床アラームは秀逸です。設定時間の前から浅い眠りを探し、手首を優しく叩いて起こしてくれます。アラーム音で無理やり起こされる不快感がなく、まさに生活の質を高めてくれる機能だと実感しています。
スタイルと音楽
- Forerunner 165(ランへの集中):スポーティーで無駄のない、まさにランニングギアとしてのデザインです。音楽機能はMusicモデルを選ぶ必要がありますが、音楽が不要な人はその分コストを抑えられる、合理的な選択肢とも言えます。(メモリ4GB)
- vívoactive 6(日常への調和):より薄く、スタイリッシュなデザインで、ビジネスシーンや普段着にも合わせやすいのが特徴です。音楽機能(8GB)も標準で搭載しており、スマートウォッチとして日常に溶け込む機能が豊富です。
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初心者の最後の迷いを解消!Q&A
Q1. vívoactive 6でもランニングは十分できますか?
A1. はい、趣味のランニング(週1〜3回、タイムを気にしない)なら全く問題ありません。
vívoactive 6にもGPSは搭載されており、距離やペースは正確に測れます。
ただ、165にあるようなレースのペース配分(PacePro)やトレーニング効果の分析といった、速くなるための専門機能が省かれています。
マラソン完走が目的なら十分ですが、自己ベスト更新を狙い始めたら165が欲しくなるかもしれません。
Q2. Forerunner 165を普段使いするのはアリですか?
A2. もちろんアリです!特に最近のモデルはデザインが洗練されています。
vívoactive 6のスタイリッシュさには一歩譲りますが、165も軽量・薄型で、私服に合わせやすいカラーも選べます。ランニングが趣味というアイデンティティを表現するアイテムとしてForerunnerを選ぶのもアリです。
Q3. スマホを持たずに音楽を聴くにはどちらが良いですか?
A3. 標準搭載で容量も大きいvívoactive 6がおすすめです。
vívoactive 6は標準で音楽(8GB)を本体に保存できます。
Forerunner 165は、Musicモデル(+5,000円)を選ばないと音楽を保存できません(容量も4GB)。
スマホを持たずに走りたいならvívoactive 6、もしくはForerunner 165 “Music”を選んでください。
まとめ:ライフスタイルに寄り添う最初のスマートウォッチ

どちらのモデルも、生活を豊かにする素晴らしいパートナーです。優劣ではなく目的に合う方を選んでください。
Forerunner 165 を選ぶ人
- 最優先事項:ランニングの記録向上、レースでの目標達成
- 決め手:確実な物理ボタン、PaceProなどの専門的なラン分析機能
- 音楽:Musicモデル(別売 / 4GB)が必要
- デザイン:スポーティーなランニングギア
vívoactive 6 を選ぶ人
- 最優先事項:日常の健康管理、睡眠やストレスの改善、快適な操作性
- 決め手:驚くほど快適なタッチ操作、スマート起床アラームなどのウェルネス機能
- 音楽:標準搭載(大容量8GB)
- デザイン:普段着にも合うスタイリッシュウォッチ
どちらも捨てがたい…と迷ったら?
初心者に多い失敗はランニング特化を買ったのに、結局日常で着けなくなることです。
結果としてログが貯まらず、Garminの良さを体感できないまま終わってしまいます。
もし、ランも健康管理もバランス良く行いたいと迷ったら、決め手は操作性です。
- 運動中のボタンの確実性を取るなら → Forerunner 165
- 日常使いのタッチの快適性(サクサクUI)を取るなら → vívoactive 6
私は生活の質を整えながら、たまに走ったり、ウォーキングというスタイルなので、vivoactive 6がベストでした。
迷ったら、走る時間より“着けている時間”が長い方を選ぶと後悔しにくいです。
どちらのモデルを選んでも、Garminライフが充実したものになると思います。

私はシンプルなvivoactive 6を選びました。
【参考サイト・引用元】
・ガーミン 公式サイト:https://www.garmin.co.jp/
・ガーミン公式サイト(US):https://www.garmin.com/en-US/
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