fēnix 8 Proは本当に必要なのか?
fēnix 8、fēnix 7 Pro / 7のどれを選ぶべきか。
Garminのフラッグシップを検討する人なら、誰もが一度はぶつかる壁です。
私自身は、検討の末、fēnix 7 Proを購入ました。その経験をもとに、スペック表だけでは見えない「体感差」と「運用の違い」を整理します。
結論から言えば、使い方(用途)次第で最適解は変わります。いずれもGarminが誇る高い精度の技術と機能を楽しめます。
この記事では、最新モデル fēnix 8 / 8 Proと前モデル fēnix 7 / 7 Proの主なスペックと機能の違いを比較しながら、選び方のヒントをまとめてみました。
- fēnix 7 / 7 Pro / 8 / 8 Pro の違い(まず何が変わったのか)
- 価格・サイズ・画面・重量などの基本情報
- 「どれを買うべきか」を決める判断ポイント

まず結論:おすすめのモデルはこれ

それぞれのスペックや機能を鑑みて、以下のような用途ならと言う視点で割り当ててみました。あくまでも筆者が購入する際の判断としたものです。
登山・トレラン中心の方 → fēnix 8 Sapphire Dual Power(47mm) がベスト。
ソーラー充電でGPS70時間超、長期縦走でもバッテリー切れの不安が少ない。
日常・ランニング中心の方 → fēnix 8 Sapphire AMOLED(47mm) を推奨。
AMOLEDの視認性と高い解像度による表示が走行中にも最適。週1〜2回の充電で十分運用可能。
仕事・アウトドア中心の方 → fēnix 7 Pro(47mm) で十分。
ビジネスシーンでの控えめな存在感、MIP液晶の落ち着いた表示、価格と機能のバランスが秀逸。
最新機能が欲しい方 → fēnix 8 Pro AMOLED(51mm) を推奨。
inReachテクノロジーでスマホ不要のLTE通話・メッセージ・SOS発信が可能。GPS78時間、スマートウォッチモード27日間のスタミナ。
↓ コスパを考えるなら
コスパ重視の方 → fēnix 7 Pro が狙い目
型落ちながら第5世代心拍センサー、ECG対応、LEDライト搭載。Garmin最高水準の計測精度。
実売価格は10万円を切る可能性大。
主要スペック比較(47mmモデル基準)
| 項目 | fēnix 7![]() | fēnix 7 Pro ![]() | fēnix 8 AMOLED ![]() | fēnix 8 Dual Power ![]() |
|---|---|---|---|---|
| 定価(税込) | 93,500円〜 | 121,000円 | 178,000円 | 178,000円 |
| ディスプレイ | MIP液晶 | MIP液晶 | AMOLED | MIP液晶 |
| 解像度 | 260×260 | 260×260 | 454×454 | 280×280 |
| ソーラー充電 | ○ | ○ | ✕ | ○ |
| 心拍センサー | 第4世代 | 第5世代 | 第5世代 | 第5世代 |
| 心電図(ECG) | ✕ | ○ | ○ | ○ |
| LEDライト | ✕ | ○ | ○ | ○ |
| 音声コマンド | ✕ | ✕ | ○ | ○ |
| Bluetooth通話 | ✕ | ✕ | ○ | ○ |
| ダイビング機能 | ✕ | ✕ | ○ | ○ |
| 重量 | 73g | 73g | 73g | 78g |
バッテリー比較
| モード | fēnix 7 | fēnix 7 Pro | fēnix 8 AMOLED | fēnix 8 Dual Power |
|---|---|---|---|---|
| スマートウォッチ | 約18日+4日 | 約18日+4日 | 約16日 | 約21日+8日 |
| GPS | 約57h+15h | 約57h+16h | 約47h | 約70h+25h |
Proとノーマル(無印)の違い

fēnix選びで最も多い疑問がこれです。モデル名の「Pro(プロ)」が何を意味するのか整理します。
fēnix 7 Pro vs fēnix 7(無印)
fēnix 7 Proで追加された主な機能:
- 第5世代光学式心拍センサー:センサー数が4つから6に増加、精度が向上
- 心電図(ECG)アプリ:心房細動の兆候をチェック可能
- LEDフラッシュライト:全サイズに搭載(fēnix 7無印は51mmのみ)
- ヒルスコア/持久力スコア:上り坂の走力と長時間継続能力を数値化
fēnix 8 Pro vs fēnix 8(無印)
fēnix 8 Proで追加された決定的な機能はinReachテクノロジーです。
- LTE-M通信:ウォッチ単体でSMS送受信、音声通話、SOS発信
- スマホ不要のLiveTrack:圏外でも位置情報をリアルタイム共有(※)
- MicroLEDディスプレイ(51mmのみ):最大4,500ニトの圧倒的輝度
※有料サブスクリプション必須(国内利用は「ENABLED PLAN」で対応可)
fēnix 8 Proの通信機能(inReach)などは利用条件が関わるため、購入前には必ずGarmin公式サイトの製品ページで最新の仕様(Specs)をご確認ください。
参考:inReach:サブスクリプションプランの詳細( Garmin公式サイト)
fēnix 8 Proの価格
| モデル | サイズ | 定価 (税込) | バッテリー (SWモード) | バッテリー (GPSモード) |
|---|---|---|---|---|
| fēnix 8 Pro AMOLED | 47mm / 51mm | 206,800円 | 27日間 | 78時間 |
| fēnix 8 Pro MicroLED | 51mm のみ | 318,800円 | 10日間 | 44時間 |
用途別のリアルな選び方

ここでの選び方は、筆者が購入を検討するにあたり、シーンや用途で考えた区分けです。一つの参考になれば幸いです。
登山派
最優先:バッテリー、地図、操作性
おすすめはfēnix 8 Dual Power。
GPS使用で70時間+ソーラー充電は、2泊3日の縦走でも余裕。MIP液晶は直射日光下で見やすく、ボタン操作はグローブ着用時も確実。
AMOLEDにこだわるなら51mmを選んでください。43mm/47mmはバッテリーがやや短め(GPS約47時間)で、長期山行には心もとない。
トレラン派
最優先:軽さ、GPS精度、夜間視認性
fēnix 8 AMOLED 47mmがバランス良好。
73gはフラッグシップとしては軽量クラス。AMOLEDの常時表示は夜間レースで視認性抜群。LEDライトも安全確保に貢献。
ウルトラトレイル(100km超)に挑むならDual Power 51mm。GPS149時間(ソーラー込み)は他に類を見ないスタミナ。
ランニング派
最優先:視認性、心拍精度、通知の使いやすさ
fēnix 8 AMOLED 47mmが最適解。
走行中の一瞥でペース・心拍・距離が瞬時に読み取れる高解像度ディスプレイ。音声コマンドで「ラップ」と言えば手動操作不要。
週末ジョギング程度ならfēnix 7 Proでも十分。第5世代心拍センサーの精度は8と同等です。
アウトドア派
最優先:デザイン、Suica、バッテリー
fēnix 7 Pro 47mmを推奨。
MIP液晶は派手すぎず、ビジネスシーンにも馴染む。ソーラー充電で充電頻度が少なく、日常のストレスが減る。Suica対応は全モデル共通。
個人的には、MIPディスプレイでベゼルに重厚感のあるデザインが好きでfēnix 7 Proを選んでいます。
コンパクト派
最優先:軽さ、視認性、睡眠時での使いやすさ
「せっかくなら最新を使いたい」という方はfēnix 8 AMOLED 43mm。コンパクトで細腕にもフィット、スーツにも違和感の少ないモデルです。
vívoactive 6が42.2mmなので、イメージ的には写真の左のような感じです。


筆者はガーミンを2台使いしています。
サイズ選び:迷ったらどうする?

fēnixはケースサイズで装着感・バッテリー・視認性が大きく変わります。特に、51mm は結構大きいのでご自身の腕周りに合わせてください。
サイズ別の特徴
| サイズ | 重量目安 | バッテリー | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 43mm (S相当) | 62〜65g | 短め | 細腕/女性/普段使い重視 |
| 47mm (標準) | 73〜78g | バランス良 | ほとんどの人に最適 |
| 51mm (X相当) | 89〜95g | 最長 | 大画面重視/ロングトレイル |
手首サイズ別のおすすめ
- 手首周り15cm以下:43mmがフィット。47mmはやや大きく見える。
- 手首周り15〜17cm:47mmがベスト。51mmも許容範囲。
- 手首周り17cm以上:51mmでも違和感なし。むしろ47mmが小さく見える場合も。
「大は小を兼ねる」はfēnixには当てはまりません。大きすぎると袖口に引っかかる、重くて手首が疲れる、といった日常のストレスが蓄積します。よって、筆者は47mmを選択しました。
画面表示で決める

MIP(ソーラー含む)・AMOLED・MicroLEDは、見た目だけでなく使い方の前提が違います。
ここを合わせると、購入後の満足度が大きく変わります。
AMOLEDが向く人
- 地図・通知・UIの美しさを重視したい
- 室内や夜でも見やすい画面がいい
- 常時表示(AOD)は使わない、またはほどほどでOK
- 通知や操作の快適さを優先したい
MIPが向く人
- 常時表示を前提にしたい
- 長期運用でのトラブルや劣化がイヤ(長く安定して使いたい)
- 日中の屋外アクティビティ中心(登山・ラン・キャンプなど)
- 見やすさ=屋外性能を優先したい
MicroLEDが向く人(8 Pro MicroLED)
- 屋外での視認性を最優先したい
- AMOLEDの美しさも、MIPの屋外性能も“どちらも欲しい”
- 価格よりも最高の見やすさを取りたい
購入前チェックリスト
◻︎サイズは合っている?
42 / 47 / 51mmの差は想像以上に大きいです。特に51mmは存在感があります。
◻︎画面のタイプは好みと用途に合う?
MIP(屋外で見やすい・省電力)、AMOLED(鮮やか・スマホ的)、MicroLED(超高輝度)で好みが分かれます。
AMOLEDは魅力ですが、ソーラーバッテリーを重視してMIPにするのもありだと思います。
◻︎fēnix 8 Proの通信は本当に必要?
inReach(LTE-M)は強力ですが、別途契約が必要な場合や利用エリアの確認が必要です。
オーバースペックにならないか要検討です。

筆者は通話やダイビングは不要なので、コスパの高いfēnix 7 Proにしました。
fēnix 7 Proを使ってきて思うこと

最後に、fēnix 7 Proを愛用してきた立場から、いくつかお伝えします。
fēnix 8での進化は、時代にマッチした正統進化だと感じます。
ガーミンのスマートウォッチ(Venu・vívoactive・fēnixの3つのシリーズを)使い込んできたので、fēnix 8の進化ポイントがよくわかります。AMOLEDの視認性、音声操作、Bluetooth通話など「あったら便利だな」と感じていた部分が形になっています。
特にAMOLEDディスプレイは視認性だけでなく、多彩なウォッチフェイスも魅力です。fēnix 7 ProのMIPも実用性は十分ですが、画面を楽しむには fēnix 8のAMOLEDやMicroLEDは最適です。
価格と買いどきと注意点
fēnix 7 / 7 Proは販売終了・在庫限りのモデルが増えています。現時点で新品を確実に入手するなら、fēnix 8シリーズが現実的な選択肢です。
Amazonセールやガーミン公式のキャンペーン時には、fēnix 8も割引対象になることがあります。
まとめ:あなたに合うfēnixはどれ?

| 使い方 | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 登山・トレラン中心 | fēnix 8 Dual Power 47mm | ソーラー充電でGPS70時間超 |
| 日常・ランニング中心 | fēnix 8 AMOLED 47mm | 視認性抜群、週1充電で運用可 |
| 仕事・アウトドア中心 | fēnix 7 Pro 47mm | 価格と機能のバランス最良 |
| 最新機能重視 | fēnix 8 Pro AMOLED 51mm | inReach搭載の全部入り |
| コスパ重視 | fēnix 7 Pro | 型落ちでも第一線スペック |
fēnix 7とfēnix 7 Proは前モデルとなるため、コストパフォーマンスが高くなっています。
fēnix 8とfēnix 8 Proは、最新モデルということもあり高価格ですが、スペック・機能ともに魅力的には違いありません。
筆者の個人的な意見としては、MIPならfēnix 7 Pro(使っているからかもしれませんが…)、AMOLEDならfēnix 8が良いと思います。
【参考サイト・引用元】
・Garmin 公式サイト:https://www.garmin.co.jp/
・fēnix 8:https://www.garmin.co.jp/minisite/fenix/fenix-8/
・fēnix 7 Pro:https://www.garmin.co.jp/products/discontinued/fenix-7-pro-sapphire-carbongray/
・ソーラー充電対応スマートウォッチ:https://www.garmin.co.jp/minisite/solar/
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