2025年10月にGoogleのPixel Watch 4が発売されました。
AI機能の進化、新センサーの搭載… 確かにPixel Watch 3から大きく進化しています。
しかし、Pixel Watch 3を愛用してる私は買い替えを我慢している段階。
それは、2026年に発売されるであろうFitbit Charge 7(予想)を待ちたいのが理由です。
なぜPixel Watchを我慢しているのか、リアルな使い分けと判断基準を一個人の本音としてまとめてみました。

この記事がスペック表だけではわからない最適解を見つけるための参考になれば幸いです。
【2026年版】Googleのデバイス 最適解はどれ?
Pixel Watch 4の登場で、選ぶべき最適解は3つに分かれると考えています。
- 最新モデルの恩恵を求めるなら → Pixel Watch 4
とにかく最新機能の体験をしたい人。Gemini連携の進化や新センサーを求めるなら買いの選択肢です。 - 完成度とコスパのバランスなら → Pixel Watch 3
価格的にも最も買いやすいモデルかもしれません。初代の弱点を多く克服した完成形です。 - 睡眠・ストレス特化、スリムさ重視なら → Fitbit Charge 6
睡眠中も快適にというニーズの最適解。Fitbitの健康機能はPixel Watchと同じように使えます。
iPhoneユーザーならPixel Watchは使えません。Apple Watchを選びましょう。
そもそも何が違う? Pixel Watch 全モデルの特徴まとめ
各モデルの発売やサイズ展開、主な内容を簡単にまとめてみました。
| Pixel Watch (初代) | Pixel Watch 2 | Pixel Watch 3 | Pixel Watch 4 | |
|---|---|---|---|---|
| 発売年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
| サイズ | 41mm | 41mm | 41mm / 45mm | 41mm / 45mm |
| 主な センサー | 心拍数, SpO2, ECG (心電図) | + cEDA (ストレス) + 皮膚温 | + 機能改善 | + 新センサー 搭載 |
| AI機能 | Google Assistant | Google Assistant | Geminiへ アップデート | Gemini AI連携強化 |
| バッテリー 持続 | 最大 24時間 | 最大 24時間 (常時表示ON) | 最大 24時間 (41mm) 最大 30時間 (45mm) | 最大 28時間 (41mm) 最大 36時間 (45mm) |
| 参考価格 (税込) | 39,800円 | 51,800円 | 39,800円 (41mm) 46,800円 (45mm) | 52,800円 (41mm) 59,800円 (45mm) |
【補足】Pixel Watch 3の当初の価格は Pixel Watch 4と同じでしたが、現在は旧モデルとなり、価格が変更になっています。

Pixel Watch 3が買い時であると言えます。

なぜGoogleはPixel Watch 3を27%オフで売るのか? AIエコシステム戦略の予想 2025 編
Pixel Watch 4 (2025年)
- 特徴: AI (Gemini) との連携が最も深く、新センサーによる健康管理機能も強化されています。
- 進化点: 全モデル(特に3)と比べて、充電速度がさらに高速化(41mmで約45分満充電)。AI体験と健康データを重視するならこのモデルです。
Pixel Watch 3 (2024年)
- 特徴: 初めて45mmの大型サイズが追加され、選択肢が広がったモデル。バッテリー容量も(サイズに伴い)増加しました。
- 進化点: 2からさらに充電速度が向上し、毎日充電のストレスが現実的に軽減され始めた完成形と呼べるモデルです。
Pixel Watch 2 (2023年)
- 特徴: 初代の弱点を大幅に改善したモデル。Fitbitの高度な健康管理機能(皮膚温センサー、cEDAセンサーによるストレス測定など)が本格搭載されました。
- 進化点: 最大の変更点はCPU(プロセッサ)の刷新と、充電方式の変更(ピン式へ)による高速化です。初代の動作の遅さや充電の遅さが大きく改善されました。
Pixel Watch 初代(2022年)
- 特徴: Google初のスマートウォッチ。美しいドーム型デザインと、Suica対応、Fitbitの基本的な健康管理機能(睡眠、心拍)を搭載し、Googleエコシステムの幕開けを飾りました。
- 弱点: バッテリー持ちの短さと充電速度の遅さ(約110分)。これが後継機で改善されていくことになります。(後の比較で詳述)
Pixel Watch 全モデルの充電速度比較

ここでは、スペック表では見えない体感の違いと、公式の充電速度について解説します。
公式スペック:世代別 充電速度の比較
| モデル名 | 0% → 80% | 0% → 100% |
|---|---|---|
| Pixel Watch (41mm) | 約 75分 | 約 110分 |
| Pixel Watch 2 (41mm) | 約 43分 | 約 75分 |
| Pixel Watch 3 (41mm) | 約 35分 | 約 60分 |
| Pixel Watch 3 (45mm) | 約 50分 | 約 80分 |
| Pixel Watch 4 (41mm) | 約 25分 | 約 45分 |
| Pixel Watch 4 (45mm) | 約 30分 | 約 60分 |
※ここで掲載している数値はレビューや実測などをもとにした参考値です。実際の充電時間は使用環境により前後します。
このデータは、Pixel Watchの“毎日充電”という運用を考える上で非常に重要です。
初代 vs 3 夫婦で使って分かった“決定的な差”

この充電速度が、日々の使い勝手にどれだけ影響するか、私(Pixel Watch 3)と妻(Pixel Watch 初代)のリアルな体験をまとめてみました。
妻(初代ユーザー)の現実
初代は、やはりバッテリーが持たない。仕事から帰宅したらいつも充電するのが日課です。
公式スペック(上表参照)の通り、0%から100%までに約110分(2時間近く)かかります。高速充電もPixel Watch 3(約60分)と比べると遅いため、夜のちょっとした時間で満タンにするのが難しく、結局お風呂や寝る前に充電しっぱなしになりがちです。
私(3ユーザー)の体感
一方、Pixel Watch 3は意外にも、普通に使っていても丸一日は余裕で持っています。
充電も速く、0%から100%まで約60分で完了します。夜、充電し忘れても翌朝の準備中に高速充電すれば十分リカバリーできる安心感は、天と地ほどの差があります。
最新のPixel Watch 4(41mm)は約45分で満タンと、さらに速くなっています。この充電の速さこそが、Pixel Watchの“毎日充電”という弱点を補う、最も重要な機能進化の一つだと感じています。
Pixel Watch 4を我慢する理由

Pixel Watch 4を保留する理由は、もしかすると、Fitbit Charge 7という名前ではなく「Pixel tracker(予想名)」として登場するかもしれないからです。
Pixel Watch 3は、私のビジネスタイムでの体験を順当に進化させましたが、オフタイム(健康)に求められる快適さや軽さ、バッテリーという根源的な価値は併用しているFitbit Charge 6に軍配があがります。
そのためPixel tracker(予想名)あるいはCharge 7かもしれませんが、Charge 6の快適さ・バッテリーを維持したまま、最低限のAI機能や決済機能を取り込み、新たなモデルとして登場する可能性があるからです。
そういった理由から、Pixel Watch 4を我慢して、今は Fitbit Charge 6の後継機を見極めたい気持ちなのです…。
ライバル比較:Apple WatchとGarminどっちを選ぶ?

「Pixel WatchとApple Watch、Garminは結局どれがいいの?」
これは非常に難しい質問です。なぜなら、それぞれに最強の分野があるからです。
「私には、まだ完璧な1台は存在しないので“シーン”で使い分けています。」
これが、全メーカーを同時併用している現時点での本音です。
参考までに、「どのスマホ」で「どのウォッチ」をなぜ選んでいるのか、その使い分けを書いておきました。
リアルな全メーカー使い分け(参考例)
ビジネス(オンタイム)
- Pixel Watch 3
- スマホ: Google Pixel
- 選ぶ理由: Googleエコシステムとの連携が便利。Gemini、Googleマップ、カレンダー連携など、仕事の効率を上げるガジェットとして最適。
家族とのお出かけ(オフ:タウンユース)
- Apple Watch 10
- スマホ: iPhone
- 選ぶ理由: 家族との連携がAppleエコシステム最強だから。家族(妻)とのLINEや通話が手首で完結するスムーズさ。そして何より、子供のiPhoneとお互いの居場所を共有できる安心感。
アウトドア(オフ:ヘビーデューティ)
- Garmin fēnix 7 Pro
- スマホ: iPhone
- 選ぶ理由: 堅牢性とバッテリーが桁違いだから。PWやAWでは不安になるハードな環境でも、fēnixなら絶対に壊れない・切れないという信頼感がある。
睡眠・ウォーキング(オフ:健康管理)
- Charge 6 または vivoactive 6
- スマホ: iPhone
- 選ぶ理由: 圧倒的な快適さ(軽さ)とバッテリーのため。睡眠スコアを本気で測るなら、着けていることを忘れるデバイスが最強。
よくある質問(Q&A)
Q. 本当のバッテリー持ちは?(常時表示ON)
A. 実体験では、初代はギリギリ1日(帰宅後即充電)。3は余裕で1日です。ただし、どちらにせよ毎日充電のルーティンは必須だと考えています。
Q. Pixelスマホ以外(Xperia, Galaxy)でもフル機能使えますか?
A. はい、ほとんどの機能は問題なく使えます。ただし、一部の文字盤や設定など、Pixelスマホとの方がよりシームレスに連携できる部分もあるようです。
Q. 買うならどこが一番お得?
A. AmazonブラックフライデーやGoogle Storeのセールが狙い目です。
まとめ:Pixel Watchのエコシステム(AI含む)は魅力です。
Pixel Watchは、単なる通知デバイスや活動量計ではありません。
GoogleのAIとFitbitの健康知見という2つの強力な頭脳を持つスマートウォッチです。
ここまで、Pixel Watch 4の購入を保留している理由や、かなり特殊な(Pixel Watch / Fitbit / Apple Watch / Garmin)使い分けについてお話してきましたが、もちろん、これが万人におすすめできる使い方だとは思いません。
- バッテリーや快適さを(ある程度)許容してでも最新AI・全部入りを体験したい方にとって、Pixel Watch 4は最高の選択肢の一つだと思います。
- バランスの取れた完成形を求めるなら、Pixel Watch 3も依然として素晴らしいモデルです。
- 睡眠の質や充電のストレスフリーを最重要視する方には、Fitbit Charge 6(またはその後継機)が、隠れた最適解になる可能性もあります。
でも、使ってみないとわからないことも多くあるのも正直なところです。
ライフスタイル(オン/オフ、重視する機能、スマホ環境)に合わせて、最適解を見つけることが何よりも大切だと思います。

何かの参考になれば幸いです。
【参考サイト・引用元】
・Google Store 公式サイト
https://store.google.com/jp/?hl=ja
・Googleブログ
https://blog.google/intl/ja-jp/
・Fitbit ヘルプ
https://support.google.com/fitbit/#topic=14236398
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