FitbitのGPS精度!Fitbit Charge 5 / 6 のダイナミックGPSの仕組み 解説 編

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Fitbit のGPS精度に関してはあまり意識をしてこなかったのですが、

通信が途切れることが時々あるので気になって調べてみました。

実は、デバイス本体に内蔵されたGPSスマホのGPSを、

状況によって上手く使い分けされる機能を搭載していた事がわかりました。

Fitbit では「ダイナミックGPS」と呼ばれている技術です。

スマホが近くにある時とない時で違うようです。

これは使い方次第では、GPS精度に多少の違いが生まれてくるかもしれません。

今回は、普段利用している Charge 5 と新作の Charge 6を例に解説したいと思います。

※利用機種:Fitbit Charge5

\GPS搭載 Fitbit Charge 5/

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FitbitのGPSの仕組み

GPS

Fitbit Charge 5では下記の3パターンから利用環境に応じてGPS機能が働きます。

  1. Dynamic GPS
    内蔵GPSまたはスマホのGPSを使用。
  2. デバイス内蔵 GPS
    デバイス本体に内蔵したGPSを使用。
  3. Phone GPS(GPS接続機能)
    近くにあるスマホのGPS機能を使用。

Fitbit Sense 2 や Versa 4はダイナミックGPS対応。

Luxe や Inspire 3はスマホのGPS対応とデバイスによって仕組みが異なるようです。

ワークアウト中はスマートフォンを近くに置いておく必要がありそうです。

●参考:使用している Fitbit トラッカーに GPS 機能はありますか?

\新作モデル Fitbit  Charge 6/

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ダイナミックGPSとは

ダイナミックGPS」とは、ペアリングしているスマートフォンが近くにある場合、デバイスに内蔵されたGPSセンサーではなく、スマートフォンのGPSセンサーを使用してGPSデータを利用する技術を意味します。

スマホのGPSを使うメリットは、バッテリーの消費を抑えることができる点にあり、デメリットはある程度の距離(約10m以内)にスマホがある必要があります。

スマホと連動して使わない場合、デバイスに内蔵しているGPSを利用することがポイントになりそうです。

GPSを利用する場合、デバイスのバッテリーは高い状態(80%以上)での利用が推奨されています。

注意点

GPS接続機能または Phone GPSを使用するには、スマートフォンのFitbitアプリで 位置情報のアクセスを許可常にまたは常時に設定されていることを確認してください。

●参考:How do I capture GPS data with my Fitbit device?

GPSの切り替え方法

Fitbit Charge 5のGPSは、デバイス側で3パターンを切り替えることが可能です。

手順は下記の通りです。

  1. 画面を下にスクロールして設定を選ぶ
  2. 設定からGPSを選択
  3. ダイナミック・内蔵・携帯電話(スマホ)から選択

基本は、ダイナミックでの設定をデフォルトにしています。

ウォーキングなどのエクササイズの途中にGPS信号が途切れた場合、別のGPSタイプに切り替わらないようです。

つまり、GPS機能が「オン」の状態から「オフ」に切り替わるということです。

今まで、GPSが途中で切れていた理由は、スマホから離れてしまって通信が切断されていた場合もあったかもしれません。

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GPS機能の利用方法

FitbitのGPS機能の利用方法は、デバイスによって若干異なるため、Fitbit Charge 5によるウォーキングを例に挙げてみます。

  1. デバイス画面からエクササイズのウォーキングを選択します。
  2. ウォーキングの表示で開始を押します。
  3. GPS接続中と表示されるので、GPS接続済となるまでしばらく待ちます。
  4. 接続されたことを確認したら、開始を押してスタートします。

最初は操作が上手くいかないかもしれませんが、ゆっくり間隔をおいてタッチすると意外に上手くいきます。

なお、高い建物や山林などの周辺ではGPSに接続するまでに時間がかかる場合があります。

ケースバイケースで「 ダイナミックGPS 」と「 内蔵GPS 」を自分で使い分けてみるのも一つの方法です。

GPSで記録したデータを確認

GPSで追跡されたワークアウトを終了後、スマホのFitbitアプリを開いて[ エクササイズ ]のタイルをタップしします。

ワークアウト画面の強度マップを確認すると、ルート・距離・心拍ゾーン・ペースが表示されます。

上記のようなイメージでルートを確認できます。

●参考:Fitbit デバイスでGPSを使うにはどうしたらいいですか?

相対的評価(3大メーカーGPS編)

FitbitとApple Watch、Garminとの相対的な評価もまとめてみました。

ただし、利用する環境によっては電波の受信状況は異なります。あらかじめご了承ください。

項目Fitbit
Charge 5
Garmin
Venu 2S
Apple
Watch 5
イメージ
画像
charge5venu2sApple-Watch-5
GPS精度
距離の精度
軌跡の精度
受信状態
使い方次第
※Apple Watchは所有のseries5で評価しています。

相対的な評価となりますが、GPS精度の高さで有名なGarmin、位置情報の共有でも信頼性の高いApple Watchと比べると、

若干、場所によってやや弱いかなと感じますが問題はない範囲かと思います。

各メーカーや機種によってもGPS機能の精度が異なるので、あくまでも自己評価です。

この辺の評価や捉え方は個人差があります。

GNSSマルチバンド対応のスマートウォッチなどは高精度なので、興味がある方はチェックしてみて下さい。

高精度GPS内蔵スマートウォッチ!おすすめモデル3選 2024 編

ひとこと

スマートウォッチやスマートバンドのGPSにどこまでの精度を求めるかは、利用目的によって異なってくると思います。

プロのランナーや登山家のように正確な距離や速さ、軌跡などが必要でない限り、ある程度の精度で十分な気もします。

FitbitのGPS機能は、今後、「GNSSマルチバンド」などへの進化の可能性もありますが、バッテリーや重量との兼ね合いもあるでしょう。

ただ、最近は高齢者の転倒検出機能や事故衝突時の通報サービスが搭載されたスマートウォッチが多くなっているので、できれば精度が高いに越したことはありません。

どちらにしても安心して利用できる機能を兼ね備えたスマートウォッチを選択することが重要です。

\最新モデル Fitbit Charge 6/

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▼参考サイト

・Fitbit公式サイト:https://www.fitbit.com/global/jp/home

・Fitbit Charge 5 ユーザーマニュアル:https://help.fitbit.com/manuals/manual_charge_5_ja.pdf
・GPS.gov:https://www.gps.gov/

※機能や精度の評価には個人的な感想が含まれます。
※写真やイラストはイメージです。