日々の生活に追われ、ストレスが溜まってしまうと体調不良の原因になりかねません。
たとえ数分でもゆっくりと気持ちに意識を向けてリラックスする時間を取り入れたいものです。
そこで、役立つのがストレス管理機能の皮膚電気活動(EDA)スキャンアプリ。
今回は、その使い方と実際の感想を交えてまとめてみました。
Fitbit Charge 5(2021年9月28日発売)新機能は皮膚電気活動センサー!
目次(もくじ)
皮膚電気活動スキャンアプリはストレス管理に最適

皮膚電気活動スキャンアプリを使うことで、ストレス反応を確かめることが可能。
計測によって反応度合いや心拍数などの数値をアプリ画面で確認できます。
ストレスに対する反応状況を可視化できるので、毎日の健康管理に役立てることができるのが魅力です。
皮膚電気活動(EDA)反応とは

人は緊張すると手に汗をかきます。その汗には微量の塩分が含まれていて電流量が変化する特徴があります。
Fitbit Charge 5 に搭載された皮膚電気活動(EDA)センサーは、皮膚上の微小な発汗量の変化を検知してストレス反応を測定する機能。
個人差はありますが、マインドフルネスへの実践やメンタルヘルスの改善に役立つとされています。

使い方はとても簡単!
EDA Scan機能の使い方について

Fitbit Charge 5のEDAセンサーの使い方は、EDA Scanアプリを選択してスタートボタンを押すと計測が始まります。
上の写真のように本体の両側にあるセンサーがあります。両側にあるセンサー(電極)を親指と人差し指で挟むのが基本形。
1.EDA Scanアプリを選択
まずは、画面を横(左右)にスクロールして『EDA Scanアプリ』を選択します。

2.START ボタンを押して計測開始
画面に表示された『▶︎』のSTART ボタンを押すと、計測の準備が整います。

3.センサーを指で抑えて計測
本体の両サイドにあるセンサー部分を指で挟むように押さえると設定した時間からカウントダウンが始ります。
※計測時間は変更可能です。

計測が終わったら、現在の気分を尋ねてくれます。
ここで現在の気分に該当するするものを5つの項目から選択して記録します。
- とても穏やか
- 穏やか
- 中くらい
- ストレスを感じる
- とてもストレスを感じる
気分を記録またはスキップして完了ボタンを押して終わります。
計測結果は、アプリのダッシュボードから『マインドフルネス』タイルを選択。

次に実際の画面を見てみましょう!
Fitbitアプリの画面の見方
計測結果はアプリの画面で確認ができます。
わかりやすいようにスクリーンショットをアップしておきますので参考にしてください。
▼実際の画面はこのような感じです。


計測時間は3分、心拍数は64から63bpmへ、皮膚電気活動の数字が今回は『21』となっていました。
Fitbit社によると、皮膚電気活動の反応には個人差があるが、冷静であればあるほど皮膚電気活動の反応は少なくなるということです。

EDA Scan の計測時間は変更可能
なお、時間の設定は本体のスタート画面で時間の長さを調節することができます。
デフォルトでは『3分』ですが、2分~7分の間で分単位で変更可能。
皮膚電気活動センターを利用する際は、最低1分以上行う必要があります。

最適な時間を設定してみてください。
感想
Fitbit Charge 5 に搭載された皮膚電気活動(EDA)スキャンアプリ。
ストレスに対する反応度合いを数値で把握できるのは健康管理には有難い機能です。
リラックスや深呼吸などを毎日の生活に意識して取り入れることに役立っています。
計測する間、最初は長いと感じるかもしれませんが、慣れると不思議と短く感じるようになります。
1日24時間(1440分)のうち、たった数分。
ぜひリラックスする時間やマインドフルネスの実践などにあててみてください。

まずは1日1回を目標に!
\ 皮膚電気活動センサー搭載 Fitbit Charge 5 /
●参考サイト
・Fitbit 公式 サイト:https://www.fitbit.com/global/jp/home
・Fitbit 公式 ユーザーマニュアル :https://help.fitbit.com/manuals/manual_charge_5_ja.pdf
●参考書籍
・マインドフルネスストレス低減法 ジョン カバットジン(著)北大路書房
※写真やイラストはイメージです。