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Fitbitでは何ができる?|Fitbit Premiumで使える機能との違い|レビュー 編

Fitbit のスマートウォッチをつけていると「 Fitbit では何ができるの?」とよく聞かれます。

モデルによって使える機能は違うので、 Fitbitを代表する「 Sense 2と「 Charge 5 」を例に解説したいと思います。

また、Fitbitアプリには有料版(Fitbit Premium)だけで利用できる機能もあります。

Fitbitアプリ 無料と有料の違い(解説図)作成者:おかきソムリエ

ざっくりと理解して頂ければ幸いです。

有料版でできることも画面をスクリーンショットしていますのでレビューを参考にしてみて下さい。

Fitbit Premium(有料版)が、必要かどうかは最終的には目的と用途次第になるかと思います。

●利用機種:Fitbit Sense2、Fitbit Charge5

\ 最新モデル Fitbit Sense 2 /

【初めてのスマートウォッチ】Fitbit おすすめ最新モデル3選|機能比較 2023 編

Fitbit でできること

Features available on Fitbit(スマートウォッチを操作する様子)イメージ画像

まず、スマートウォッチ本体は計測機器で、スマホのアプリが記録管理や分析を行うといった役割だと考えるとわかりやすいかもしれません。

Fitbit の機能を大きく分類すると下記の通りです。

  1. 健康管理機能:心拍数、血中酸素ウェルネス、ストレスチェックなど
  2. 睡眠サポート機能:睡眠記録、睡眠スコア、スマートアラームなど
  3. 運動管理機能:エクサイズモード、アクティブな心拍ゾーンの確認など。
  4. スマート機能:着信通知、通話、電子決済、アラームなど

1. 健康管理機能

Fitbit Health Management Features(エクサイズ設定をしている様子)イメージ画像

デバイスによって計測できることは多少違いますが基本的な健康管理機能は、

心拍数をはじめ心拍変動、呼吸数、血中酸素ウェルネス、ストレスチェックなどです。

  1. 心拍数
  2. 心拍変動
  3. 呼吸数
  4. 血中酸素ウェルネス
  5. ストレスチェック

1日24時間、光学式心拍センサーが心臓の健康状態をリアルタイムで見守ってくれます。

Fitbitアプリで、安静時の心拍数(HR)、睡眠時の心拍変動(HRV)、睡眠時の推定皮膚温と血中酸素ウェルネス(spo2)、周期記録などの管理、分析が可能です。

また、通常の範囲外となるような高心拍数や低心拍数を検知した際は、通知(アラート)で教えてくれる機能もあります。

Fitbit スマートウォッチの心拍計測精度と心拍変動(HRV)|高低通知機能(アラート) 編

Fitbit の計測精度は高いと感じます。

Googleグループ傘下のFitbit社ですが、健康管理(ヘルスケア)機能に力を入れており、新機能としてストレス反応の終日計測機能が Sense 2 に搭載されました

Fitbit Sense 2レビュー!新機能 cEDAセンサーのストレスチェック|個人的評価 編

2. 睡眠サポート機能

Fitbit Sleep Support(スマートウォッチをつけて寝ている様子)イメージ画像

睡眠サポート機能は、睡眠時間の記録、睡眠ステージのグラフ化、睡眠スコア(評価とアドバイス)、睡眠プロフィールなど多くの機能が充実しています。

  1. 睡眠時間の記録
  2. 睡眠ステージ
  3. 睡眠スコア
  4. 睡眠プロフィール*
  5. 高度な睡眠分析*

*Fitbit Premiumのみ利用が可能です。

デバイスをつけて寝るだけで睡眠時間も自動で計測。昼寝もしっかりと捉えてくれます。

光学式心拍センサーや加速度センサーが検知して判断してくれる仕組みです。

やはり代表的な機能は「睡眠ステージ」でしょうか。

ノンレム睡眠(深い眠り、浅い眠り)、レム睡眠、覚醒をグラフや時間で可視化してくれます。

睡眠ステージ(本人データ)

記録は一定期間、アプリが保存してくれるためデータをダウンロードして管理することも可能です。

Fitbitの睡眠トラッキング機能は高精度|睡眠スコアの目標は平均80点以上|睡眠グラフ比較 編

3. 運動管理機能

Heart Rate Zone(ランニングしている様子)イメージ画像

運動管理機能の目玉は、ワークアウトにおける心拍ゾーンの確認と分析。

心拍数に応じて「脂肪燃焼ゾーン」「有酸素運動ゾーン」「ピークゾーン」を画面表示と振動で教えてくれます。

また、消費カロリーをはじめ、時間、距離、スピードなどもデバイスで確認できるので、ペース配分やダイエットの効率化に役立ちます。

Fitbitの脂肪燃焼ゾーンと有酸素運動ゾーン|心拍数と運動強度の関係 編

4. スマート機能

Smart Features(スマート機能を利用している様子)イメージ画像

スマートウォッチの醍醐味と言えば、スマホを取り出さずに出来る便利な通知着信機能。

代表的なスマート機能をあげると下記の通り。

  1. 時計(アラーム)
  2. タイマー
  3. 着信・通知
  4. 通話 *
  5. Fitbit Pay(Suica対応)

*通話は、Sense2 , Versa4 , Versa3のみ対応です。 (2023年8月現在)

時計(アラーム)

個人的には、やはり目覚ましアラーム。振動と通知で起こしてくれます。

スヌーズ設定の有無も可能なので、ついつい寝過ごしてしまう方は嬉しい機能。

(感想:スマホを離れた場所において寝ているのでアラーム機能は重宝しています。)

着信・通知

着信通知機能は、スマホを取り出さなくても連絡内容を簡単にチェックできるので状況によっては大変助かります。

ただし、着信通知機能はスマホが近くにある必要があり、あくまでもチェックできるぐらいと考えていた方が良いかもしれません。

(感想:着信通知、通話機能にこだわるなら、Apple WatchPixel Watch がおすすめ。)

通話

アップデートにより、Fitbit Sense 2で通話機能が使えるようになりました。会話は十分にできるレベルです。

Bluetoothを使って通話しますので、スマートフォンが近くにある必要があります。 

(感想:通話はありません使いませんが、AppleWatchの方が音質は良いかなと思います。)

Suica

Suica対応のデバイスであれば、電車やバス等の交通機関や店舗での買い物がデバイスをタップするだけで簡単に支払いが可能。

(感想:Suicaは使っていないので便利かどうかはわかりません。ご了承ください。)

Suica対応デバイス(2023年5月現在)

Fitbit Charge 4、Fitbit Charge 5、Fitbit Sense、Fitbit Sense 2、Fitbit Versa 3、Fitbit Versa 4

参考:FitbitデバイスでSuicaを使うにはどうすればよいですか?

Fitbitアプリの健康指標でわかること

health index(Fitbitデバイスと健康管理に取り組む様子)イメージ画像

Fitbit アプリの『 健康指標では、呼吸数、安静時の心拍数、心拍変動、血中酸素ウェルネス、推定皮膚温の傾向を確認することができます。

健康指標のダッシュボードは、Fitbit Premiumのメンバーシップだけでなく無料でも使えます。

健康指標(ダッシュボード)

・呼吸数
・安静時の心拍数
・心拍変動
・血中酸素ウェルネス
・推定皮膚温

ダッシュボードと傾向で内容を確認できます。

健康指標 ダッシュボード
健康指標・ダッシュボード(本人データ)
健康指標・傾向(本人データ)

血中酸素ウェルネスは睡眠時に計測されます。また、安静時の心拍数や心拍変動を把握することで、日々の体調管理に活かせることができます。

Fitbit 血中酸素ウェルネスはリアルタイム計測?日中と睡眠時の目安 編

Fitbit Premium(有料)の機能紹介

Access Daily Readiness, nutrition inspiration, advanced sleep and stress insights & more with a 90-day trial of Premium.
出典:Fitbit公式サイト

Fitbit Premium(有料版)では、今日のエナジースコア睡眠プロフィール先進の睡眠分析ウェルネスレポートマインドフルネスセッションの利用が可能になります。

自分の身体状態をより詳しく知りたい方には、Fitbit Premium を使う価値は十分にあると思います。

有料では下記の画面が使えるようになります。

Fitbitプレミアムの画面(本人のスクリーンショット)

多くの方は「今日のエナジースコア」を使うために有料プランを利用しているのではと思います。

今日のエナジースコアとは

Advanced Analysis

今日のエナジースコアとは、計測データをもとにワークアウトに適した状態か回復を優先すべきかを評価してくれる機能です。

毎朝、その日のアクティビティや最近の睡眠、心拍変動(HRV)に基づいたスコアを確認することが出来ます。

画面は下記のようなイメージ!

Fitbit 今日のエナジーの画面(本人データ)

スコア高低の評価について

スコア評価アドバイス
1〜29低い回復を優先し、無理はしない
30〜64良好通常の運動量にとどめておく
65〜100非常に良好ハードなワークアウトに挑戦
参考:Fitbitアプリより

今日のエナジースコアが高い場合は、より強度なワークアウトができる状態にあることを意味します。

一方、スコアが低い場合は、ハードな運動や睡眠不足、ストレスや体への負担、またはこれらの要因が重なることで、疲労が溜まっている状態を意味します。

Fitbit Premium の「今日のエナジースコア」により、アクティビティ、睡眠、心拍変動に基づいて算出されたスコアを毎朝 Fitbit アプリで確認可能。個人別に設定されたその日の目標と、体の状態に応じて推奨されるワークアウトや回復セッションも提示されます。

出典:Amazon FItbit ストア

体調の状態を把握してトレーニングを調整する目安になります。

睡眠プロフィール(スリープアニマル)

Fitbit Sleep Animal(https://blog.google/products/fitbit/fitbit-sleep-premium-experience/)
出典:Google blog

Fitbitプレミアムでは、毎月の睡眠プロフィールが6種類の動物(クマ、キリン、オウム、イルカ、ハリネズミ、カメ)のいずれかに例えられ、睡眠の特徴や傾向などの解説を見ることができます。

アニマル特徴/睡眠の傾向
クマ睡眠スケジュールが一定しています。 他の多くの動物よりも早寝で、一度眠りに落ちたら、すぐに熟睡できます。
睡眠は長く安らかで、深い睡眠とレム睡眠が比較的長い傾向があります。
ごく短時間の覚醒を除けば、眠りが大きく乱れることもなく、熟睡できるタイプです。
キリン遅寝早起きの傾向がありますが、スケジュール自体は一定しています。
全体的な睡眠時間は少ないものの、質の高い睡眠に早く到達し、深い睡眠とレム睡眠を十分とれています。
夜間の目覚めや睡眠の乱れは、それほど頻繁には起こりません。
オウム早過ぎず遅過ぎずの、比較的一定した就寝時刻を維持します。
通常はすぐに熟睡に達し、毎晩十分な休息をとれています。
眠りは深いもののレム睡眠が浅く、そのため夜間に短時間目覚めることがあります。
全体としては、まずまずの休息をとれています。
イルカ他の多くの動物より遅寝で、全体的な睡眠時間も短い傾向があります。
睡眠スケジュールのばらつきが、その一因だと考えられます。
熟睡に至るまでに少し時間がかかることが多く、深い睡眠とレム睡眠が短くなります。
その結果、眠りが浅くなり、夜間に目が覚めやすい傾向があります。
夜間の睡眠だけでは十分に疲労を回復できず、不足分を取り戻すために昼寝をすることがあります。
ハリネズミ通常、遅寝早起きで、全体的な睡眠時間が短くなります。
眠りが浅く、熟睡に至るまでに時間がかかり、深い睡眠やレム睡眠が短い傾向があります。
多少の眠りの乱れや、時折、長時間の覚醒はあるものの、そこそこの安眠が得られています。
カメ入眠時刻が毎晩異なる傾向があり、どちらかといえば早い時刻に眠りにつくことが多いようです。
睡眠時間は十分確保できているものの、熟睡に至るまでには時間がかかります。
深い睡眠とレム睡眠は、平均よりやや短くなる傾向があります。
時々、夜間に長く目覚めてしまい、再び寝つけず、翌日に昼寝が必要になることがあります。
出典:Google blog

睡眠プロフィールでは、膨大なユーザーの睡眠データから、通常範囲と理想的な範囲が割り当てられ、自分が指標のどの範囲に位置するかを確認することができるため、他のFitbitユーザーとの比較が見れます。

●参考:Google blog Fitbit睡眠プロファイルの6つの動物

Fitbit プレミアムの睡眠分析

以下はその画面をスクリーンショットしたものです。

Fitbitの睡眠分析(本人データのスクリーンショット)
毎月の睡眠分析(本人データ)
  • 睡眠スケジュールの変動性
  • 睡眠開始時間
  • 熟睡までの時間
  • 睡眠時間
  • 深い睡眠
  • レム睡眠
  • 回復睡眠
  • 睡眠の安定性
  • 目覚めていた時間が長かった夜
  • 昼寝をした日

早起きや遅寝、睡眠時間の長短などが詳細にわかるため睡眠習慣の改善に役立てることができる有料プランのみの機能です。

●参考:Google Japan Blog「Improve sleep quality with Fitbit Premium sleep profiles」

Fitbitアプリ 無料と有料の違い(機能比較)

fitbit アプリ 無料と有料の違い

以下、公式サイトに記載されている内容をそのまま比較表にしておきました。

機 能無料有料
今日の
エナジースコア
あり
ストレスマネジメント
スコアの内訳
あり
健康管理データありあり
過去90日間の
健康指標の傾向
ありあり
基礎的な分析ありあり
ウェルネスレポートあり
推定睡眠時皮膚温
の高度な分析
あり
ワークアウトあり
マインドフルネスあり
睡眠スコアの内訳あり
血糖値の傾向あり
出典:Premium を‌試してみる

無料の範囲でも、Fitbitの人気の「睡眠スコアとグラフ」は確認できますし、「ファットバーンゾーン」を利用したウォーキングなどの運動も可能です。

ストレスマネジメント機能では「ストレススコア」を確認できますが、詳細な内容には有料版が必要です。

Fitbitのストレスマネジメントスコアと計測精度|平均値の目安は高いほど良好 編

Fitbit Premiumの価格(月額/年額プラン)

Fitbit Premiumには条件によってお試し期間(トライアル期間)があります。無料期間内で体験してみて必要なら継続してみることをおすすめします。

Fitbit Premiumプランの価格

●月額 640円
●年額 6,400円

個人的には基本的な項目は無料版でも十分だと思います!

Fitbit プレミアム 無料期間終了後に継続して利用したい場合は、月額と年額のプランから選ぶことが出来ます。年額の方が約2ヶ月分お得に設定されています。

申し込んでみたものの「Fitbit Premiumがいらない」と感じたなら解約すればいいでしょう。その場合は月額プランで支払っている方が良いかもしれません。

「プレミアムはいならない」など口コミでも評判はまちまちなので、利用者によって目的や用途が違うため評価は分かれるのは仕方ないかと思います。

●詳しい内容はFitbit Premiumのページをご覧ください。

\ 健康管理トラッカー Charge 5 /

Fitbit Charge 5 レビュー|Charge 4との主なスペックと機能比較|個人的評価 編

Fitbit Premium 対応機種一覧(価格表)

Fitbit
機種名
参考価格
(税込み)
Amazon
販売価格
Fitbit sense2
Sense 2
32,800価格を見る
Fitbit Versa4
Versa 4
27,800価格を見る
charge5
Charge 5
24,990価格を見る
luxe
Luxe
17,990価格を見る
Inspirre3
Inspire 3
12,800価格を見る
参考価格は公式サイトに掲載の価格を記載しています。(2023年8月28日現在)

Fitbit と iPhone・Androidとの相性

My-Fitbit-Sense-2

FitbitとiPhoneの相性については、私は iPhone SE3(iOS)で利用、妻は Galaxy(Android)で利用中。

どちらのスマホでも問題なく使えています。(2023年5月現在)

ただ、メッセージの返信がAndroidのみ対応可能といった違いはあります。

Fitbit アプリ 対応OS(バージョン)
  • Android OS 8.0 以上
  • Apple iOS 13.3 以上

まとめ

Fitbit のデバイスとアプリはシンプルで使いやすく、スマートウォッチを初めて使う方には良い入門機になると思います。

精度においても個人的には申し分なく、心拍数の計測も睡眠トラッキングも高精度だと感じています。

他のメーカーも魅力的な機能をたくさん搭載しているデバイスが増えてきています。

私の場合、Apple Watch(アップルウォッチ)でも全ての機能を使いこなせておりません。

多機能な Garmin(ガーミン)においてはなおさらです。

まずは、基本的な機能を楽しみながらスマートウォッチに少しずつ慣れてみて下さい。

迷ったら全部の機能を体験できるSense 2 がオススメ!

\ Fitbit Sense 2 /

【Fitbit 新製品 2023】最上位モデルはSense 2!旧モデルとの違いは?機能比較 編

アメリカ(米国)カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くGoogleグループの企業です。

使いたい機能を絞って、公式サイトなどで色々と情報を集めて吟味することが大切だと思います。また、不具合や故障に対する保証期間やサポート窓口がしっかりしているお店が良いかもしれません。

私の場合、正規販売店のAmazonで購入して機種に不具合があったため、Fitbitのサポートで丁寧に対応してもらえました。
▷関連記事:Fitbit Charge 5の電源が入らなくなった!再起動と問い合わせ編

販売価格は常に変動しているため、一概には難しいです。私はAmazonのプライム会員になっているので、ポイントを利用しながら購入しています。おそらくAmazonや楽天市場は相対的に安い方だと思います。

Amazon.co.jp (Fitbit 公式ページ)

楽天市場

▼参考サイト

・Fitbit 公式サイト https://www.fitbit.com/global/jp/home

・Amazon 公式サイト https://www.amazon.co.jp/

・楽天市場 公式サイト https://www.rakuten.co.jp/
・厚生労働省(e-ヘルスネット)ストレスコーピング

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