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高齢者の見守りにはApple Watchがおすすめ!|家族の位置情報がわかるGPS搭載のスマートウォッチ 編

AppleWatch-for-watching-over-the-elderly

高齢者の見守り用に使えるスマートウォッチはある?

と友人に聞かれたので、Apple Watch(GPS+セルラーモデル) を提案してあげました。

離れて暮らす私の親もiPhoneApple Watchをセットで使い、緊急連絡先を家族に設定して、

もしもの時の用途で数年前からスマートウォッチを利用してもらっています。

健康管理にも活用できますが、今回は見守り機能に中心をおいてまとめてみました。

Apple Watchは性能が良いので安心!

位置情報の共有では、親が無事に帰宅しているかなどの確認ができる利点があり大変役立っています。

メリットデメリットは色々ありますが、個人的にはApple Watchでよかったと思います。

利用機種:Apple Watch 5, Apple Watch 6

Apple Watch 8 と SE|初心者におすすめはどっち?スペックの違いと機能の比較 編

我が家の現状と感想

Apple Watchのメッセージ画面とマップ画面のイメージ画像

私自身も離れて暮らす親が心配で、見守りができるスマートウォッチを色々調べましたが、

使ったことがないものを薦めるのも難しく、操作や設定に慣れたApple Watchにすることにしました。

GPS+セルラーモデルであれば、近くにスマホ(iPhone)がなくても、通話機能をはじめ、メッセージ位置情報の共有などができるので非常に便利です。

筆者
スマホiPhone SE 3iPhone SE 3
デバイスApple Watch 5
GPS+
セルラーモデル
Apple Watch 6
GPS+
セルラーモデル
キャリアドコモドコモ
2023年5月現在

高齢者(シニア世代)の場合、多くは最初にApple Watchの設定をしてあげる必要がありますが、使いながら慣れてもらえると助かります。

70歳代の親ですが、今のところ無難に使えているので結果的には満足してくれています。

あとは、ヘルスケアAppも上手に活用して健康管理に活かしてくれると嬉しいばかりです。

Apple Watch 心電図アプリの必要性|体調の変化を読み解く指標(心拍変動) 対応機種 編

親御さんに普段から使ってもらえることがポイント!

Apple Watch(GPS+セルラーモデル)がおすすめの理由

親用と本人用のApple Watch(本人撮影)

iPhoneが必ず手元にあれば、Apple WatchはGPSモデルでも十分なのですが、スマホを忘れて出かけた場合や外出先などで紛失した際に、セルラーモデルでないと単独で通話や連絡ができません。

当然ながら、位置情報の特定も難しくなります。

「近くのコンビニに買い物に行くだけだから、携帯電話は重いので家に置いてきた」などのパターンもあるかもしれません。

セルラーモデルで通信契約をしておくと、Apple Watchだけで家族との通話や緊急連絡がいつでも可能。

家族の居場所をお互いで確認できるので手元にiPhoneがなくても見守りに最適です。

単独で使えるがApple Watchのセルラーモデル!

●参考:家族と位置情報を共有する

Apple Watch どこで買うのがおすすめ?Apple Storeと主な取扱店 編

導入までの簡単な流れ

対応機種ならどれでも良いと思いますが、Apple Watch SE のGPS+セルラーモデル(第2世代)がおすすめ。

健康管理も重視したい場合は、Apple Watch 8のGPS+セルラーモデルを選ぶと良いと思います。

  1. Apple Watchのセルラーモデルを購入
  2. Apple Watchを連携するiPhoneを用意する
  3. キャリアでモバイル通信サービスの契約をする

キャリア(ドコモやau、ソフトバンク、楽天モバイル)は、どれかを選んでモバイル通信サービスの契約は必須

(注)キャリアの契約はiPhoneと同じ通信事業を利用する必要があるので注意して下さい。

※キャリアによってキャンペーンなどがあるため、月額使用料のみ記載しています。

セルラーモデルでも通信契約の有無は自由。
必要な時に契約しても良いかと思います。

\セルラーモデル対応 Apple Watch SE/

Apple Watchの参考価格(8 / SE)

Apple Watch
SE
(40mm)
Apple Watch

(41mm)
画像Apple Watch SEApplewatch841
GPS+
セルラーモデル
45,800円74,800円
Amazon
販売価格
価格を見る価格を見る
楽天市場
販売価格
価格を見る価格を見る
2022年11月10日現在

トータルの費用はどのくらい?

利用する機種によって異なりますが、Apple Watch SE(GPS+セルラーモデル)を例に考えてみます。

デバイス金額
Apple Watch SE
(第2世代)
45,800円
iPhone SE
(第3世代)
62,800円
モバイル通信データ
ドコモ
(au、ソフトバンク)
月々550円
(月々385円)
※別途、事務手数料などが必要になる場合もあります。(2022年11月10日現在調べ)

実際の端末価格は各サイトでご確認ください。

メリットとデメリット

Apple WatchのSOS(緊急電話)のイメージ画面の画像

高性能で多機能、国内のスマートウォッチ市場の約半数のシェアを占める人気のApple Watchにも得手不得手があります。

購入前には、気になるポイントは必ずチェックするようにしてください。

下記のメリット・デメリットの内容は、GPS+セルラーモデルの使用を想定しています。

メリット

最大のメリットはiPhoneが近くになくてもGPSによる位置情報の追跡音声通話が可能。

緊急時にSOSを発信する機能もいざという時は安心。

  • お出かけ先の居場所を特定できる
  • スマホがなくても通話ができる
  • 緊急の際はSOS発信ができる

Apple Watch 転倒検出機能の設定方法|家族への緊急SOS ・メディカルID 編

参考:Apple公式サイト Apple Watch で緊急 SOS を使う

デメリット

一番の心配はやはりバッテリー切れ

Apple Watchのバッテリーは最大で約18時間。

また、毎月のモバイル通信費がかかることでしょうか。

  • バッテリーがなくなると役に立たなくなる
  • 持って外出しないと意味がない
  • 月々の通信契約料が必要

極力、デメリットの要素を減らすために普段から慣れてもらっておくことが大切だと感じます。

最初はApple Watchを高齢者が多くの設定をすることは難しいので、家族でサポートしてあげて下さい。

家庭版の『 高齢者見守りサービス 』といったところでしょうか。

スマートウォッチで感じたメリット・デメリット|有用性と必要性 |3大メーカー 編

ヘルスケアAppのデータ共有について

AppleWatch8

Apple Watchで計測した健康データをiPhoneのアプリ「ヘルスケアApp」で、設定すれば家族で共有と閲覧が可能です。

血中酸素ウェルネスアプリや心電図アプリ、皮膚温センサーなどヘルスケアAppの中心的機能を共有したい場合は、Apple Watch 8が必要です!

居場所の見守り、健康管理の見守りの両方を考える場合は、Apple Watch8のGPS+セルラーモデルを選択するようにして下さい。

●参考:ヘルスケア App のヘルスケアデータを共有・閲覧する

\Apple Watch 8 GPS+セルラーモデル/

メディカルIDについて

Apple WatchのメディカルIDのイメージ画像

Apple Watchには “ メディカルID という機能があり、利用者の年齢や性別、身長、体重、血液型などを登録しておくことができます。

緊急連絡先も複数登録できるので選択も可能。

メディカル ID を指定しておけば、応急手当にあたってくれる人 (ファーストレスポンダー) が、パスコードを入力しなくてもロック画面からあなたの重要な医療情報を見ることができます。たとえば、アレルギーや病状、緊急時に連絡してほしい相手などの情報を確認してもらえます。 

出典:Apple公式サイト

●参考:iPhone のヘルスケア App でメディカル ID を設定する

転倒検出機能について

Apple Watch SE や Apple Watch 4 以降は、Apple Watchを装着していて転倒した場合、デバイスが検知して必要に応じて緊急通報サービスに連絡をしてくれます。

Apple WatchのSOSの画面(本人のスクリーンショット)

SOSの緊急電話は、警察・海上保安庁・火事、救急車、救助を選択できるようになっています。

Apple Watchの転倒検出機能を利用する場合は設定が必要となるため、事前に確認するようにして下さい。

Apple Watch 転倒検出機能の設定方法|家族への緊急SOS ・メディカルID 編

●参考:Apple Watch で転倒検出機能を使う

シニア世代にApple Watchに慣れてもらう必要性

親御さんが外出先から携帯とスマートウォッチを操作する様子(イメージ画像)

普段からApple Watchの機能の素晴らしさを実感していますが、利用者によっては向き不向きがあります。

スマートウォッチを生活に取り入れることにメリットを感じてもらうことが大切ですが、使いこなせなければ意味がありません

現実的な問題としては、スマートウォッチを親に持たせるのが難しいといった意見もあるようです。

60歳代をはじめ、70歳や80歳などのシニア世代にもApple Watchは比較的に使いやすいと思いますが、実際に体験してもらっても慣れてもらうことが大切かもしれません。

  1. 外出時にも忘れずに装着してもらえるか
  2. Apple Watchの充電ができるかどうか
  3. メッセージや通話などの簡単な操作ができるかどうか

まずは、このあたりのポイントがクリアできそうであれば利用価値は高くなると思います。

普段からスマホを使っていれば抵抗なく使えると思います。

まとめ

家族を見守るイメージ画像

今回は、Apple Watch が高齢者の見守りにおすすめの理由をまとめてみました。

位置情報だけなら安価なGPS端末でも良いですが、要件を伝えるには通話ができれば便利で安心。

いつどこで何が起こるかわからないため、普段から利用していればもしもの時に活躍してくれるかもしれません。

見守り用としては、なかなか完璧なスマートウォッチ(ウェアラブルデバイス)はないですが、Apple Watchを上手に使えばある程度はカバーできるので試してみる価値はあるかと思います。

おそらく、これからも機能が充実していくと思うので、今のうちから使い慣れてもらっていてもよいかなと感じます。

家族の居場所がわかるのは安心!

\セルラーモデル対応 Apple Watch SE/

Apple Watchで使える機能|健康管理は何ができる?シリーズ 8 / SE / Ultra 比較 編

注意点

Apple Watchを購入の際は、利用したい機能の有無や使い方を事前に調べるようにして下さい。

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※写真やイラストはイメージです。