2023年9月5日にPolar Ignite 3 Titan が届きました。
ポラールは心拍計測機能に定評のあるフィンランド生まれのメーカーです。
日本でのシェアは決して高いとは言えませんが、優れた独自の機能を搭載しているので、使ってみたかったスマートウォッチでした。
2023年6月22日発売の最新仕様です。
まずは、実際の使用感と第一印象を中心にレビューを書いてみました。
\ ポラール Ignite 3 Titan /
Polar(ポラール)公式オンラインショップからもお買い求めいただけます。
●参考価格は59,400円(税込)、発売日は2023年6月22日。
ポラールとガーミンではどっちがおすすめ? Polar vs Garmin スペック・機能比較 編
Ignite3 Titanの第一印象
総重量がわずか 36グラム。
数あるスマートウォッチの中でも軽量タイプと言えます。
厚みも1センチ以内の 9.5 mm。
最も驚いたのは Gorilla Glass を使ったディスプレイの美しさ。
表示方式は AMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)を採用。
416ピクセルですが、想像以上の視認性の高さでした。
そして、タッチスクリーンでの操作性が素晴らしい。
Apple Watch に慣れているだけに、この感覚に近いというのは嬉しいポイント。
・総重量36gと軽い
・厚み9.5mmと薄い
・AMOLED ディスプレイが美しい
・タッチスクリーンの操作性が良い
・アプリは慣れるのに時間が掛かりそう
アプリも慣れると大丈夫だと思います。
純正リストバンドの着け心地
リストバンドは意外にも本格的な仕様で、且つ頑丈な作りに逆に驚きました。
おそらく自慢のLEDセンサーの計測精度をしっかりと高める目的もあるのでしょう。
着け外しにちょっと時間が掛かるのが難点ですが、物は考えようかもしれません。
予備のリストバンドも検討しようかなと…。
ベルトは S と L の2本のサイズが付属されているので、手首周りに合わせて選択ができます。
サイズ | 長さの目安 |
---|---|
S~M | 手首周り130~185 mm |
M~L | 手首周り155~210 mm |
\ レザーバンド Ignite 3 Titan /
Polar(ポラール)公式オンラインショップからもお買い求めいただけます。
Ignite3とIgnite2の仕様の違い
2021年のIgnite 2(旧モデル)の発売から約2年が経ち、2023年に「 Ignite 3 Titan」が発売されました。
Ignite 3の通常モデルは2022年11月22日に発売でしたが、筆者が購入したチタンモデルで比較をしています。
Ignite 3 Titan | Ignite 2 | |
---|---|---|
イメージ 画像 | ||
本体サイズ | 43.0 x 43.0 mm | 43.0 x 43.0 mm |
厚み | 9.5 mm | 8.5 mm |
画面サイズ (直径) | 1.28インチ (32.5 mm) | 1.2 インチ (30.5 mm) |
解像度 | 416 × 416 ピクセル | 240 × 240 ピクセル |
ベゼル | チタン | ステンレス スチール |
重量 | 36 g | 35 g |
バッテリー | 最大5日間 | 最大5日間 |
ディスプレイ | AMOLED | TFT |
LEDセンサー | 3色10個 | 2色9個 |
GPS | デュアル バンド GPS内蔵 | GPS内蔵 (みちびき対応) |
発売日 | 2023年 6月22日 | 2021年 4月15日 |
進化が目立つのはLEDセンサーが9個から10個へ増えた点とディスプレイが TFT から AMOLED に変わり解像度が高くなっている点です。
また、GPS機能がディアルバンド対応となり位置情報の精度が向上。
フィットネス & ウェルネスウォッチがコンセプトのIgniteシリーズらしい進化です。
手首のより深い所まで光の透過を高めるため、異なる波長を組み合わせた10個のLEDと、血管で反射された光を感知する4個の光検出器を使用しています。精度をとことん追求したその精度の高さが特徴です。
出典:Polar公式サイト
次は機能の進化をチェック!
Ignite3とIgnite2の機能比較
Ignite 3 Titan | Ignite 2 | |
---|---|---|
イメージ 画像 | ||
心拍数計測 | 〇 | 〇 |
歩数・距離・ カロリー | 〇 | 〇 |
Nightly Recharge 睡眠・自律神経分析 | 〇 | 〇 |
皮膚温計測 | 〇 | ー |
栄養素別 消費カロリー分析 | 〇 | 〇 |
栄養補給 リマインダー | 〇 | ー |
運動・休憩ガイド | 〇 | ー |
呼吸エクササイズ | 〇 | ー |
スマート通知 (着信・通知) | 〇 | 〇 |
音楽コントロール | 〇 | 〇 |
ポラールで注目すべき機能は Nightly Recharge(睡眠・自律神経分析)かもしれません。
Nightly Rechargeでは、睡眠の質(睡眠ステータス)、自律神経(ANSステータス)の2つの点をベースにして分析が行われ、日中の負荷から、どれだけ回復できたのかを確認することができるサポート機能です。
その他、機能で嬉しいのはマインドフルネス機能として利用できる呼吸エクササイズと体調管理検知の精度を高める皮膚温計測。
しかし、個人的には血中酸素ウェルネスがない点はちょっと寂しい感じもします…。
旧モデルから機能が進化しているのが分かります。
新機能の呼吸エクササイズ
呼吸エクササイズで自律神経系に働きかけることで、心身をリラックス状態に近づけることができます。
セッション時間は2分~20分の間で設定可能で、吸う時間と吐く時間もある程度調節が可能です。
呼吸では吸う時には交感神経が働き、吐く時は副交感神経が働きます。
吐く時間を吸う時間より長くすることで副交感神経を優位にできるので、マインドフルネス機能としても呼吸エクササイズはよく利用されています。
4秒吸って6秒拍くで調節しています。
マインドフルネス機能と言えば、Apple Watchのセルフケア機能のひとつとしても有名です。
Apple Watch マインドフルネス機能を体感!効果を検証 2024 編
価格表一覧表(Igniteシリーズ)
\ Ignite 2 ブラックパール /
Amazon:34,980円 → 23,855円(32%オフ)
2023年9月8日現在
Polar(ポラール)公式オンラインショップからもお買い求めいただけます。公式サイトではIgnite 2がお買い得になっています。(2023年9月6日現在)
感想(ひとこと)
Polar Ignite 3 Titan が手元に届き、iPhoneとのペアリングを行い、基本設定を済ませました。
使用感として、デバイスの画面の使い勝手が想像以上にスムーズで良かったです。
スマホアプリの Polar Flow には、十分なデータの蓄積までにしばらく時間が掛かりそうです…。
アプリの印象はGarminほど項目は多くないですが、Fitbitよりは扱いに慣れが必要かもしれません。
iPhoneのヘルスケアAppとの連携が可能だったので、どの程度一元管理ができるか試していきたいと思います。
レビューは随時更新したいと思います。
\ ポラール Ignite 3 Titan /
▼参考サイト
・Polar公式サイト:https://www.polar.com/ja/
・Polar Flow:https://www.polar.com/ja/flow
・Polar blog:https://www.polar.com/blog/ja/
※当記事の内容は、あくまでも個人的な感想と評価です。
※写真やイラストはイメージです。