ガーミン ヘルススナップショットの使い方と計測項目|Venu2 / 2S 編

health snapshot

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Garminの一部の機種に搭載されている「 ヘルススナップショット 」について感想をまとめてみました。

ヘルススナップショットとは、心拍数血中酸素濃度呼吸数ストレスレベルの4つの項目を一度に計測できる機能です。

2分の計測で自分の体調をリアルタイムに把握することが可能に!

詳細はレポートをPDFで確認することもできて、健康管理の一環として役立ちます。

ヘルスケアに興味ある方には嬉しい機能だと思います。

※当記事はVenu2Sの計測結果を参考にしています。

ヘルススナップショットとは

ガーミン ヘルススナップショットの画面とイメージ|出典:Garmin公式サイト

Garminのヘルススナップショットは2021年6月に発売されたVenu2/2Sで新搭載された健康管理機能。

(以降、発売されている他の機種にも一部搭載されています。)

以下の4つの項目を同時に調べることができます。

  • 平均心拍数
  • 平均血中酸素レベル
  • 平均ストレス
  • 心拍変動データ

ヘルススナップショットは自動設定が出来ないため、手動で計測する必要があります。

Venu2Sを装着して寝た際は、寝起きに深呼吸をしながらクールダウンを兼ねてよく利用しています。

スクリーンショットも撮っておきました。

ヘルススナップショットの使い方

ヘルススナップショットの使い方は、メニューから項目を選択してスタートボタンを押すと始めることができます。

  1. アクティビティメニューにアクセス
  2. 「 ヘルススナップ 」を選択
  3. STARTキーを押して、2分間のタイマーを開始
  4. 計測が終了するまで安静にして下さい。
ヘルススナップの選択画面:スクリーンショット
デバイス側 ヘルススナップショットの計測結果画面:スクリーンショット
ヘルススナップショットの保存と削除選択画面:スクリーンショット

平均心拍数は63bpm、平均血中酸素濃度は98%、平均呼吸数は15brpm、平均ストレスは40でした。

なお、ストレスレベルは「1〜100」の数値で高くなるほど、ストレスが高いということになります。

ガーミン ストレスコアの30点は高い?低い?本人の正常値 編

実際のデバイス画面

下の写真は実際に私が計測中の画面を写真に撮ったものです。

画面(上)が血中酸素濃度、中央(左)がストレスレベル、中央(中)が心拍数、中央(右)が呼吸数です。

実際のヘルススナップショット計測中の画面(撮影写真)
ヘルススナップショット計測中の画面

装着状態が悪いと血中酸素濃度が95%を下回ることがありますので「血中酸素濃度が低い!自分は大丈夫か?」と不安になってしまうことが…。

ヘルススナップショットを使う際は、ベルトをしっかりと装着して安静にするようにしましょう。

パルスオキシメーターのような医療機器ではないので、多少の誤差は仕方ありません。

ポイントは、計測中はしっかりと呼吸をすること!

データもダウンロード可能

ヘルススナップショットで計測した記録はデータでも確認できます。

データ表はGARMINのアプリ「Garmin Connect(ガーミンコネクト)」からPDFでダウンロードした私の計測結果です。

ヘルススナップショットのダウンロードデータ(撮影写真)
ヘルススナップショットの計測データ

本当は安静が必要なのですが、計測中に子供たちが騒いでいたので、途中から心拍数とストレスレベルが上がっているのがグラフで見て取れると思います。

あえて変化のあるデータを例にさせて頂きましたので精度の目安になればと思います。

ストレスの変化もグラフでも観察できる優れもの。

ガーミン Venu2 Plus / Venu2 / Venu2Sの違い!スペック・機能比較 レビュー 編

心拍変動(HRV)は2種類の数値で確認が可能!

Garminデバイスでは、心拍変動(HRV:Heart Rate Variability )は、「 SDRR 」と「 RMSSD 」の2種類の測定値を算出してくれます。

心拍数は1分間の拍動数ですが、心拍変動は拍動と拍動の間隔。「心拍のゆらぎ」とも呼ばれ、自律神経系の影響を受けて間隔が変化しています。

心拍変動とは

心拍変動は「からだのサイン」のひとつとしてセルフケアでも利用されている重要な指標です。

緊張時やストレスを受けている時には短く、リラックス状態や休息時には長くなったりと心拍数の間隔には変化が見られるのが特徴です。

普段の値より低ければ疲労の兆候やストレスを感じている可能性があり、一方で値が高ければ良好で疲労の回復傾向にあるとの判断の目安にできます。

SDRRとRMSSDの違い

  • SDRRは、心拍の間隔の標準偏差で「RR間隔」とも呼ばれます。
    これは、日常的なアクティビティ中に心臓の全体的な健康状態を把握するのに役立ちます。
  • RMSSDとは、通常の心拍の隣り合ったRR間隔の差の二乗平均平方根。
    一般的なフィットネスレベルを決定するのに役立ちます。
    アスリートは、この測定値から回復の程度とトレーニングに向けた体の準備状況を判断することがあります。

HRVステータスについは関連記事もご覧ください。

ガーミン ストレスコアの30点は高い?低い?本人の正常値 編

ヘルススナップショット計測時の注意点

椅子に座ってリラックスしている様子(イメージ画像)

心拍数・血中酸素濃度・呼吸数・ストレスレベルを確認する間は、2分間の安静を保つ必要があります。

装着状態が良くなかったり、安静でない場合は上手く計測できない時は、しばらくおいてから再度トライするようにして下さい。

計測中は呼吸に意識を集中させて『 マインドフルネス 」を実践してもよいかもしれません。

Venu2シリーズのコンセプトは「ココロとカラダ」。

そういった理由もあって健康管理機能としてヘルススナップショットが搭載されたのではないかと思います。

ヘルススナップショット対応機種(2022年6月現在)

Venu2 Plus、Venu2、Venu2S、Forerunner 955、Forerunner 255、fēnix 7、epix、Instinct 2など。
●詳しくはGarmin公式サイトにてご確認ください。

【Garmin スマートウォッチ】おすすめ厳選モデル3選!スペック・機能比較 2024 編

感想

深呼吸する女性

Garminの『 Venu2シリーズの魅力』とも言うべきヘルススナップショット!

休憩時間などに使うことで、ストレスをチェックしたり、自分の状態を把握することに役立ちます。

血中酸素トラッキング機能やブレスワーク機能なども利用することもできるので、シーンにあわせて使い分けてみて下さい。

ヘルススナップショットで気づいた点があれば随時、追記していきたいと思います。

スマートウォッチのストレスチェック!3大メーカーの機能・精度比較 2024 編

\ ヘルススナップショット搭載 Venu2S /

▼参考サイト

・GARMIN 公式サイト https://www.garmin.co.jp/

・ヘルススナップショット機能の概要 https://support.garmin.com/ja-JP/?faq=PB1duL5p6V64IQwhNvcRK9

・アクティビティトラッキングとフィットネス指標の精度 https://www.garmin.com/ja-JP/legal/atdisclaimer/

※写真やイラストはイメージです。