ガーミンの人気モデル「Forerunner 165」と「vivoactive 5」は、
価格帯やスペックが類似しており、一見すると選び方に迷うかもしれません。
しかし、実際には操作性やデザイン、機能の方向性に明確な違いがありました。
今回は、両モデルの共通点と相違点を比較してみました。

価格帯もほぼ同じデバイス。
初めてのスマートウォッチ購入や買い換えを検討している方の参考になれば幸いです。
Garmin vivoactive 5を買ってよかった! 想像以上の進化を体験 レビュー 編
主なスペックの違い
Forerunner 165 | vivoactive 5 | |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
本体 サイズ | 43×43 mm | 42.2 x 42.2 mm |
厚み | 11.6 mm | 11.1 mm |
画面サイズ (直径) | 1.2インチ (30.4 mm) | 1.2インチ (30.4 mm) |
解像度 | 390×390 ピクセル | 390 x 390 ピクセル |
重量 | 39g | 36 g |
バッテリー | 約11日間* | 約11日間* |
ディスプレイ | AMOLED | AMOLED |
*バッテリーは使用状況によって変動します。
スペックを比べてみても、ライバル関係と呼べるほど同水準の両デバイスです。
若干、小さな差はありますが、ディスプレイサイズや解像度、バッテリー日数などは同じ。
ベゼル素材の違いにより、デザインの印象が異なるため、選択の際のポイントとなります。
Forerunner 165は 5ボタン

大きな違いと言えば、Forerunnerシリーズはランニングウォッチであり、
レース中に画面を見ずにスタート、ストップ操作が瞬時にできるためにボタン数が多いのが特徴です。
右側に2ボタン、左側に3ボタンを搭載しています。
ベゼル素材の違い

Forerunner 165 | vivoactive 5 | |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
ベゼル | FRP | 陽極酸化 アルミニウム |
ストラップ 素材 | シリコン | シリコン |
Forerunner 165はFRP、vivoactive 5はアルミニウム。
上の画像を見比べて頂けるとわかるように、Forerunner 165の雰囲気はスポーティーな雰囲気です。
発売日と価格
Forerunner 165 | vivoactive 5 | |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
発売日 | 2024年 2月29日 | 2023年 10月11日 |
参考価格 (税込み) | 39,800円 Music仕様 44,800円 | 39,800円 |
Forerunner165ミュージック対応モデル(最大450曲)は、44,800円の設定。
vivoactive 5は、音楽保存(最大500曲)を標準装備しています。
音楽再生機能の有無を考慮すると、実質的な価格差は5,000円となります。
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Forerunner165と265の違いはGPS精度にあり!ランニングウォッチのスペック・機能比較 編
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おすすめ機能(共通)

- モーニングレポート
- 睡眠コーチ
- 仮眠検出
- ボディバッテリー
- HRVステータス
●参考:Garmin.US newsroom press-release
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毎朝、体調チェックができるのは魅力!
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主な機能の比較表
機能 | Forerunner 165![]() | vivoactive 5![]() |
---|---|---|
心拍数 | 〇 | 〇 |
血中酸素 トラッキング | 〇 | 〇 |
睡眠 モニタリング | 〇 | 〇 |
Body Battery | 〇 | 〇 |
ストレス レベル計測 | 〇 | 〇 |
女性のための 健康トラッキング | 〇 | 〇 |
ヘルススナップ ショット | 〇 | 〇 |
通知機能 | 〇 | 〇 |
Garmin Pay Suica対応 | 〇 | 〇 |
Forerunner 165も vivoactive 5もエントリーモデル(初心者向け)でありながら、主要な機能は搭載されています。
特に睡眠トラッキング機能は、日常生活におけるウェルビーイング向上にも役立てることができます。

どっちも健康管理機能は充実しています!
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メリット・デメリット
Forerunner 165はランニングウォッチに対して、vivoactive 5はウェルネスウォッチとコンセプトが違います。
用途によって、メリット・デメリットの考え方が変わるかもしれませんが簡単にまとめてみました。
あくまでも、筆者の主観に基づいています。ご了承ください。
Forerunner 165
メリット | ・物理ボタンによる操作性の高さ。 ・軽量でスポーティなデザイン。 ・ランニングに特化した機能 (PacePro、リカバリーアドバイザーなど) |
デメリット | ・音楽再生機能はMusicモデルのみ。 ・デザインがカジュアル寄りで、ビジネスシーンにはやや不向き。 |
ベゼルがFRP(繊維強化プラスチック)であるため、アルミニウム製のvivoactive 5と比較すると、フォーマルな場面ではややスポーティーな印象が強くなる可能性があります。
vivoactive 5
メリット | ・音楽再生機能を標準搭載。 ・アルミニウムベゼルによる高級感のあるデザイン。 ・日常生活での健康管理機能が充実 |
デメリット | ・タッチ操作が主体で、ランニング中の操作性にやや難あり。 ・ランニングに特化した高度なトレーニング機能は非搭載。 |
ランニングのアクティビティはあるものの、本格的なレース出場を目指すランナーには、物足りなさを感じる可能性がある
まとめ(筆者の感想)

今回は新作モデル「Forerunner 165」と「vivoactive 5」の違いを比べてみましたが、どちらもおすすめのデバイスと言えます。
利用目的と用途などで考えると、ランニングやトレーニングに特化した機能を重視するユーザーに最適なのはForerunner 165が最適。
日常の健康管理や多様なアクティビティを重視し、デザイン性や音楽再生機能を求めるユーザーにはvivoactive 5が適しています。
スペックと機能から考えても、非常にコストパフォーマンスの高いモデルであることに間違いありません。
「ランニングウォッチ Forerunner 165」VS「ヘルス&ウェルネスウォッチ vivoactive 5」
ぜひ、ライフスタイルに合わせて検討してみて下さい。
\Forerunner 165 Music/
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▼参考サイト
・ガーミン 公式サイト:https://www.garmin.co.jp/
・ガーミン公式サイト(US):https://www.garmin.com/en-US/
※記載内容は予告なく変更になる場合があります。
※写真やイラストはイメージです。