ガーミンのスマートウォッチにはストレスレベルを測定する機能があり、
グラフやスコアで可視化してくれます。(対応機種のみ)
筆者の計測平均値(正常値)は30前後ですが、50以上なら要チェックかもしれません。
スコアの平均や正常値は個人差によって異なります。
ストレスが一時的には高くなること誰にもあることなので、1日や週間の平均スコアの推移を見て判断しましょう!
スマートウォッチのストレスチェック!3大メーカーの機能・精度比較 2024 編
ストレスレベル高低の判断指標
ストレスレベルのスコアは 0~100 の範囲で大きく4つのパターンに分類されています。
- 非常に高い:76~100
- 高い:51~75
- 中程度:26~50
- 低い:0~25
数値は個人差で異なるため目安となりますが、反応度合いの確認ができる点は魅力的な機能だと思います。
ついでに、ストレスレベルによる違いをヘルスサイエンスに記載の内容をもとに整理してみました。
緊張状態 | リラックス状態 | |
---|---|---|
自律神経 | 交感神経系 が活発 | 副交感神経系 が活発 |
心拍変動 (HRV) | ゆらぎが 小さい | ゆらぎが 大きい |
ストレス レベル | 高い | 低い |
自分の平均スコアを確認してみよう
スマートウォッチでもストレススコアを確認できますが、アプリ( Garmin connect )では、下記画面 のように、スコアに加えて、休息時間、それぞれストレスを感じた高さと時間などを詳細に確認できます。
グラフでも休息、ストレスレベル、アクティブ、測定不能によって色分けされます。
1日のストレスの変化を検証しても、かなりの精度で正確に捉えてくれている印象を受けます。
就寝中はストレスレベルは低く、日中にストレスレベルが所々高くなっている箇所があります。
20時前後は入浴のため、デバイスを外しているので記録がありません。
ストレスレベルの平均値(本人計測値)
アプリでは1日平均、週間平均などを記録できるので、普段の生活習慣を振り返ることも出来ます。
下記のように1週間の推移で見るとストレスレベルの平均値『 30 』が確認できると思います。
ストレスレベル指標(本人編)
あくまでも個人的な指標ですが、ストレスレベルの平均値が30〜40ぐらいが普通(正常値)、29以下は比較的リラックスできている(良好)、41以上(要注意)ならストレスを上げないようにと心掛けています。
数値 | 判断 |
---|---|
41以上 | 高い(要注意) |
30〜40 | 普通(正常値) |
29以下 | 低い(良 好) |
自分なりの基準を作るのも良いかと思います。
ストレスレベルが高い時はリラックスを!
ガーミンの公式サイトでは、ストレススコアが50を超える時には下記のような行動を推奨しています。
- 立って散歩してください。または、目を閉じて深呼吸を行ってください。
- 集中していることを一旦中断して、音楽を聞いてください。
- シャワーやお風呂、または睡眠をとって体を回復させてください
上記以外でも自分にあった方法を取り入れて、ストレスレベルを下げる工夫ができれば理想です。
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ガーミンvivoactive5 性能は想像以上に進化している!レビュー 編
【参考書籍】
・栄養科学イラストレイテッド運動生理学 麻美直美・川中健太郎(編) 羊土社
・第6版 補訂 基礎運動学 中村隆一・齋藤宏・長崎宏(著)医歯薬出版株式会社
・図解 眠れなくなるほど面白いストレスの話 ゆうきゆう(監修)日本文芸社
【参考サイト】
・こころの耳 厚生労働省 https://kokoro.mhlw.go.jp/
・心拍数 e-ヘルスネット 厚生労働省 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-032.html
・Garmin 公式サイト(ヘルスサイエンス)https://www.garmin.co.jp/minisite/garmin-technology/health-science/
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