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スマートウォッチを使って感じたメリット・デメリット|必要性と有用性 2023 編

The Need for Smartwatches

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スマートウォッチには「どのようなメリットがあるの?」とよく聞かれることがあり、

デバイス本体やアプリでできることに興味を持っている人が多いと感じます。

スマートウォッチの必要性は人それぞれですが、個人的には健康管理への有用性は高いと思います。

今回は、3大メーカーの利用経験から筆者なりの メリットデメリット をまとめてみました。

smartwatch-3items

スマートウォッチを使うと便利なことも!

スマートウォッチのメリットは、心拍数や心電図、血中酸素濃度、ストレスなどの身体状態の可視化ができる点です。

GPS機能を内蔵していると位置情報の確認や地図の利用、ナビゲーション機能などにも役立ちます。

なお、メリットとデメリットはあくまでも個人的な内容となります。

*利用機種:Apple Watch 5、Fitbit Sense 2、Garmin Venu 2S

Fitbit・Garmin・Apple Watch レビュー|どのスマートウォッチがおすすめ?3大メーカー比較 2023 ~ 2024 編

スマートウォッチのメリット(利点は便利さ)

スマートウォッチのメリットは、身体測定値をはじめエネルギー消費量の可視化に尽きます。

Appleをはじめ、GarminFitbit などの各メーカーもヘルスケアに力を入れているように、

心電図心拍数血中酸素濃度、皮膚温度と色々計測ができるようになってきています。

毎日、スコアやグラフを確認したり、変化を意識することで体調管理を継続できるメリットがあると考えます。

一般的なメリット・利点

一般的に利点には、大きく健康管理やスマート機能の便利さ、家族での共有などが挙げられます。

一般的な利点(メリット)
  • 健康管理での活用
    (睡眠記録や心拍計測など)
  • スマート機能の活用
    (通知や通話機能など)
  • 家族との共有
    (位置情報や緊急SOSなど)

家族との共有では、子どもの居場所特定や高齢者の見守り、緊急時の連絡などに使える良さがあります。

高齢者(シニア)の見守りにApple Watch(セルラーモデル)がおすすめ!|離れて暮らす親にプレゼント 編

筆者に影響を与えたスマートウォッチのメリット

スマートウォッチを操作する様子(イメージ画像)

あらかじめ、米菓鑑定士という『 』に関わる立場の仕事が影響している面もあることはご了承ください。

スマートウォッチを使ってよかった点、つまり筆者の日常で感じたメリットを挙げるとすれば下記の通り。

  1. 消費カロリーを意識するようになった
  2. 歩く機会が増えた
  3. 睡眠の質を考えるようになった
  4. ストレスの緩和を図るようになった
  5. 家族の健康をより考えるようになった

消費カロリーを知ることで歩く機会が増える、疲れて眠りが深くなる。

ストレスを意識することで、仕事で無理をしなくなる。

知識と経験を活かして家族の健康を考える。

離れて暮らす親の体調も考える機会も増えました。

一連の流れは、このような感じ!

ここからは各項目をやや詳細に解説してみたいと思います。

1. 消費カロリーを意識するようになった

running on treadmill

仕事柄、消費カロリーは最も意識するだけに、数値管理ができるのはありがたいことです。

太る原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回ること。

つまり、食べる量が多くなり体脂肪が蓄積されてしまうということ。

太る原因の仕組みは?

摂取カロリー > 消費カロリー 

1日の消費カロリーを高めることで、美味しいスイーツを気兼ねなく楽しめます。

アクティブエネルギー(運動によるエネルギー消費量)をゴール設定することで活動量を意識的に増やせるようになりました。

1日の総エネルギー消費量の内訳(作成)

歩けば歩くほど足腰の強化に加えて健康的なダイエットに繋がります。

身体を動かすことは基礎代謝も高まり一石二鳥かもしれません。

家事の手伝いをして消費カロリーをさらにアップ!

Apple Watch ムーブゴールの目安と平均|消費カロリーと設定方法|ダイエット 編

2. 歩く機会が増えた

オフィスワークが多いだけに、1日の歩数を増やすことを毎日心掛けています。

ただ漠然と歩くより歩数計を使って、目標を達成することはモチベーションの維持に繋がります。

1日の目標は8000歩

おかげで、体脂肪率BMIもほぼ標準内でキープできています。

アップルヘルスケアアプリの画面(スクリーンショット)
Apple ヘルスケアアプリ

歩数が底上げされたことが大きいと感じます。

日本人の歩数の現状では、1日平均で、男性8,202歩、女性7,282歩であり、1日1万歩以上歩いている者は男性29.2%、女性21.8%である。

出典:厚生労働省(国民健康・栄養調査)

Apple Watchのアクティブカロリーとは?|消費カロリー100 kcalのワークアウト|ウォーキング 編

3. 睡眠の質を考えるようになった

筆者は体がある程度疲れると眠りが深くなる傾向があります。

頭を使うより体を使った日の方が寝つきも良く、中途覚醒の回数が減るのを実感。

睡眠の質の改善のために環境を整えたり、リラックスする機会も増えました。

Sleep record by Fitbit
睡眠レベルのグラフ画面:Fitbit アプリ

良い睡眠レベルを確保できた時はパフォーマンスの向上に繋がっているのことが分かります。

40歳代ともなると、疲労を溜めないことがいかに重要かを身をもって感じます。

疲労回復には深い眠りの確保が重要!

スマートウォッチ睡眠計測の精度比較|おすすめ3大メーカー| レビュー 編

4. ストレスの緩和を図るようになった

Relaxing-in-a-chair

ストレスはあらゆる不調につながる恐れがあります。

現に本人は突発性難聴という難病の経験が…。

スマートウォッチのストレス測定の仕組みを調べるうちに、ストレスが拍動と関係があることを知りました。

心拍変動(HRV)を測定しているのですが、対処する重要性を学ぶことができたと思っています。

ストレスレベルのグラフ
1日のストレスレベルの推移:Garmin アプリ

仕事や趣味を無理して続けるより、ストレスを溜めないようにこなしていく方が結果的に効率が良くなります。

自分なりの対処法(コーピング)を見つけると良いかもしれません。

ストレス対策は大切!

スマートウォッチのストレスチェック|おすすめ3大メーカーの機能・精度比較 編

5. 家族の健康をより考えるように

スマートウォッチを使うようになって、各機能の仕組みについてエビデンスを探求するようになりました。

その結果、色々な知識が応用に活かせるようになり効率かつ効果的に利用できていると感じます。

睡眠の質を高める寝具選びや、歩き安いシューズを購入して1日の歩数を競ったりと、意識できることは取り入れるようにしています。

特に母親が心房細動の治療を受ける際はApple Watchの心電図アプリが非常に役立ちました。

家族にとってはお節介かもしれませんが、縁の下の力持ちとしての役割を果たすことができればと密かに考えています。

Apple Watch 心電図アプリの必要性|体調の変化を読み解く指標(心拍変動) 対応機種 編

デメリットを挙げるとすれば

スマホの疑問

個人的にデメリットを挙げるとすれば下記のようなことではないでしょうか。

  1. 機種によっては充電する機会が多くなる
  2. アプリの使い方に慣れるのに時間がかる
  3. 紛失や破損の際は買い替えが必要になる

充電を面倒と感じる方は、バッテリーの持ちが良いタイプを選ぶ方が良いでしょう。

アプリは相性が良さそうなものを選ぶことが大切。初めての方はできるだけシンプルで使いやすいものを。

ディスプレイは強度が高いものを選ぶか、専用カバーなどを利用するのもありです。

バンド選びも重要

個人差はあると思いますが、やや重さがある機種もあるため、常時着けていると腕が疲れやすい場合もあると思います。

時々、タイミングをみて手首を休ませてあげるのが上手な使い方。

ベルトは肌との相性があるので、着け心地が良いものを選択することは大切です。

できるだけ実機を確認してから選ぶ方が良いかと思います。

また、機能や設定が多くて使いきれないことも人によってはデメリットになるかもしれません。

スマートウォッチの必要性

歩数や睡眠などのようにスマホで計測できる機能もあり、マートウォッチがないと計測できない機能をピックアップして選ぶことも大切なポイント

例としては、心拍数の計測心拍変動によるストレス反応チェック血中酸素ウェルネス心電図チェックなど。

最近は、皮膚温センサーなども搭載されていて、体調の変化を捉えて教えてくれるものもあります。

筆者はスマートウォッチでメンタルの変化(ストレス)も参考にしているので、ストレスチェックに関わる機能はよく利用しています。

Apple Watchでストレスレベルがわかる?ヘルスケアApp(心拍変動:HRV) 編

緊急時(SOS)の有用性

転倒検知機能搭載のApple Watch(イメージ画像)

次に、Apple Watchの転倒検知機能では、緊急通報サービス(110番や119番)、あらかじめ登録しておいた家族などに(緊急SOS)の連絡が必要と判断された際には自動で居場所を送信してくれます。

Apple Watch 転倒検出機能の設定方法|家族への緊急SOS ・メディカルID 編

普段は、家族で位置情報を共有したり、子供の居場所を確認することもできます。

ただし、「GPSモデル」と「GPSモデル+セルラーモデル」ではスマートウォッチ単独で対応できる範囲に差があるため、災害時や見守り重視の場合は後者のタイプを利用するほうが良いかもしれません。

このように、もしものことを考えるとスマートウォッチに搭載されているGPS機能の必要性は高いと考えます。

高齢者(シニア)の見守りにApple Watch(セルラーモデル)がおすすめ!|離れて暮らす親にプレゼント 編

アプリ機能の連携で更なるメリットへ

デバイスの仕様は変更できませんが、搭載されている機能とアプリの使い方が応用的に使えるようになってくれば、想像以上のメリットを提供してくれる場合もあります。

筆者を例にとると、Apple Watchの「心電図アプリ」で計測したデータを、サードパーティ系アプリ『 ECG+ Analyzer for HRV and QT 』と共有して疲労度やストレスなどの身体状態を分析します。

そして、その結果が低い場合、改善をすべく、またサードパーティ系のマインドフルネスアプリ『 Meditopia 』で体調の回復に繋がる瞑想や音楽を聴いて心身のコンディションを整えていきます。

Fitbitならストレスマネジメントで体調の波を穏やかにしたり、Garminの ボディバッテリーHRVステータス はコンディションを把握する上での指標になります。

ガーミンのスマートウォッチで測るストレスレベルと平均スコア|心拍変動(HRV) 編

それぞれが導き出す数値やグラフを読み取り、用途に合わせて活用することは有益な取り組みだと感じています。

ひとつひとつのアプリや機能ではできることに限りがあるため、連携アプリを使うことでメリットも大きくなるケースがあることを知って頂ければ利用者としては幸いです。

Apple Watch 心電図アプリの必要性|体調の変化を読み解く指標(心拍変動) 対応機種 編

スマートウォッチを上手く選ぶポイント

各デバイスの持つスペックや機能は、メーカーのシリーズなどによって異なります。

価格が高いからといって、必ずしも自分には合うとは限りません。

利用目的と違うデバイスを購入してしまうと後悔することにも。

あらかじめ特徴を理解をしておくことで、デメリットを減らすことに繋がります。

体験から言っても、どのスマートウォッチにも一長一短があり完璧なデバイスは存在しないため、事前の下調べが大切なポイント。

【初心者向け】スマートウォッチの選び方と注意点!経験で感じた重要ポイント 2023 ~ 2024 編

3大メーカーの特徴

通知機能や心電図アプリ、血中酸素ウェルネスなどはApple Watch

ランニングや登山、トライアスロンなどの計測や高精度GPSならGarmin

睡眠記録や心拍ゾーンの計測などにはFitbitと、得意とする機能が異なります。

ぜひ、下記の関連記事もご覧いただき参考にして頂ければ幸いです。

普段使っているメーカーしか紹介できませんが何かのヒントになれば幸いです。

まとめと感想

スマートウォッチを操作する様子

スマートウォッチを使うようになって身体の調子をより意識するようになったことは大きいと感じています。

元気な時にはアクティビティ(ウォーキングやランニング、ショッピングetc.)、

疲れている時は休養(睡眠や昼寝、スイーツetc.)、

ストレスが高い時はリラックス(マインドフルネスや散歩、旅行etc.)。

1日の過ごし方も大きく変わり、睡眠時間を意識してメリハリがついたって感じでしょうか。

スマートウォッチが必要か必要でないか、メリットとデメリットも本人の考え方や使い方次第。

個人的な感想としては、自分の状態を知る有用性の高いツールだと思っています。

せっかくなら最新の機能や技術の恩恵を受けたいものです。

ぜひ、スマートウォッチを使いこなして健康管理に活かしてみてください!

Fitbit・Garmin・Apple Watch レビュー|どのスマートウォッチがおすすめ?3大メーカー比較 2023 ~ 2024 編

▼参考サイト

・Apple watch 公式サイト https://www.apple.com/jp/watch/

・GARMIN 公式サイト https://www.garmin.co.jp/

・Fitbit 公式サイト https://www.fitbit.com/global/jp/home

▼参考文献

・栄養科学イラストレイテッド運動生理学 編:麻見直美 川中健太郎(編)羊土社
・入門運動生理学 第4版 編著:和田茂、著:和田正信 松永智 杏林書院

※利用できる機能はメーカーや機種によって異なります。
※写真やイラストはイメージです。