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スマートウォッチには「どのようなメリットがあるの?」とよく聞かれることがあり、
デバイス本体やアプリで出来ることに興味を持っている人が多いと感じます。
今回は、3大メーカーの利用経験から筆者なりの メリットとデメリット をまとめてみました。
スマートウォッチを使うと便利なことがたくさん!
※メリットとデメリットの内容は個人的な感想も含みます。ご了承ください。
Fitbit・Garmin・Apple Watch レビュー!どのスマートウォッチがおすすめ?3大メーカー比較評価 編
メリットは身体状態の可視化!
スマートウォッチのメリットは、数値やグラフによる “ 身体状態の可視化 ” です。
Appleをはじめ、GarminやFitbit の各メーカーもヘルスケア機能に力を入れているように、
心電図や心拍数、血中酸素濃度、皮膚温度などの様々な身体状態を計測できます。
筆者に影響を与えた5つのメリット
スマートウォッチを使って良かった点、つまり筆者の日常で感じたメリットを挙げるとすれば下記の通りです。
- 消費カロリーを意識するようになった
- 歩く機会が増えた
- 睡眠の質を考えるようになった
- ストレスの緩和を図るようになった
- 家族の健康をより考えるようになった
消費カロリーを知ることで歩く機会が増える、疲れて眠りが深くなる。
ストレスを意識することで、仕事で無理をしなくなる。
知識と経験を活かして家族の健康を考える。
そして、離れて暮らす親の体調を考える機会も増えました。
一連の流れは、このような感じ!
▼ここからは各項目をやや詳細に解説してみたいと思います。
1. 消費カロリーを意識するようになった
仕事柄、消費カロリーは最も意識するだけに、数値管理ができるのはありがたいことです。
太る原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回ること。
アクティブエネルギー(運動によるエネルギー消費量)をゴール設定することで活動量を意識的に増やせるようになりました。
身体を動かすことは基礎代謝も高まり一石二鳥かもしれません。
家事の手伝いをして消費カロリーをさらにアップ!
Apple Watch ムーブゴールの目安と平均!消費カロリーと設定方法 編
2. 歩く機会が増えた
オフィスワークが多いだけに、1日の歩数を増やすことを毎日心掛けています。
ただ漠然と歩くより歩数計を使って、目標を達成することはモチベーションの維持に繋がります。
おかげで、体脂肪率やBMIもほぼ標準内でキープできています。
歩数が底上げされたことが大きいと感じます。
歩けば歩くほど足腰の強化に加えて健康的なダイエットにも繋がります。
Apple Watchのアクティブカロリーとは?消費カロリー100 kcalのワークアウト 編
3. 睡眠の質を考えるようになった
筆者は身体が疲れると眠りが深くなる傾向があります。
頭を使うより体を使った日の方が寝つきも良く、中途覚醒の回数が減るのを実感。
睡眠の質の改善のために環境を整えたり、リラックスする機会も増えました。
良い睡眠レベルを確保できた時はパフォーマンスの向上に繋がっているのことが分かります。
40歳代ともなると、疲労を溜めないことが “ いかに重要か ” を身をもって感じています。
疲労回復には深い眠りの確保が重要!
スマートウォッチ睡眠計測の精度比較!3大メーカーのレビュー 編
4. ストレスの緩和を図るようになった
ストレスはあらゆる不調につながる恐れがあります。
現に筆者は過去に突発性難聴という難病の経験が…。
ストレス測定の仕組みを調べるうちに、ストレスが拍動と関係があることを知りました。
心拍変動(HRV)を測定しながら、自分なりの対処法(コーピング)を見つけると良いかもしれません。
ストレス対策は大切!
スマートウォッチのストレスチェック!3大メーカーの機能・精度比較 2024 編
5. 家族の健康をより考えるように
スマートウォッチを使うようになって、各機能の仕組みについてエビデンスを探求するようになりました。
その結果、色々な知識が応用に活かせるようになり効率かつ効果的に利用できていると感じます。
特に母親が心房細動の治療を受ける際はApple Watchの心電図アプリでの記録が非常に役立ちました。
Apple Watch 心電図アプリの精度は高いが必要か?計測レビュー 2024 編
デメリットを5つ挙げるとすれば
個人的にデメリットを挙げるとすれば下記のようなことではないでしょうか。
- 機種によっては充電する機会が多くなる
- アプリの使い方に慣れるのに時間がかる
- 重量によっては腕が疲れてくる
- モデルによって替えバンドの種類が少ない
- 大きな傷や破損の際は買い替えが必要になる
充電を面倒と感じる方は、バッテリーの持ちが良いタイプを選ぶ方が良いでしょう。
アプリは相性が良さそうなものを選ぶことが大切。
初めての方はできるだけシンプルで使いやすいものを!
バンド選びも重要
個人差はあると思いますが、やや重さがある機種もあるため、常時着けていると疲れやすい場合もあると思います。
時々、タイミングをみて手首を休ませてあげるのが上手な使い方。
ベルトは肌との相性があるので、着け心地が良いものを選択することは意外に重要です。
できるだけ実機を確認してから選ぶ方が良いかと思います。
また、機能や設定が多くて使いきれないことも人によってはデメリットになるかもしれません。
アプリの連携で更なるメリットへ
搭載されている機能とアプリの使い方が応用的に使えるようになってくれば、想像以上のメリットを提供してくれる場合もあります。
筆者を例にとると、Apple Watchの「心電図アプリ」で計測したデータを、サードパーティ系アプリ『 ECG+ Analyzer for HRV and QT 』と共有して疲労度やストレスなどの身体状態を分析します。
それぞれが導き出す数値やグラフを読み取り、用途に合わせて活用することは有益な取り組みだと感じています。
ひとつのアプリや機能では限りがあるため、連携アプリを使うことでメリットも大きくなるケースがあることを知って頂ければ幸いです。
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Fitbitならストレスマネジメントで体調の波を穏やかにしたり、Garminの ボディバッテリー や HRVステータス はコンディションを把握する上での指標になります。
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感想
スマートウォッチを使うようになって身体の調子をより意識するようになったことは大きいと感じています。
元気な時にはアクティビティ(ウォーキングやランニング、ショッピングetc.)、
疲れている時は休養(睡眠や昼寝、スイーツetc.)、
ストレスが高い時はリラックス(マインドフルネスや散歩、旅行etc.)。
1日の過ごし方も大きく変わり、睡眠時間を意識してメリハリがついたって感じでしょうか。
個人的な感想としては、自分の状態を知ることができるのでメリットの方が多いと感じています。
スマートウォッチのメリットとデメリットも本人の考え方や使い方次第だと思いますが、
せっかくなら最新機能の恩恵を受けたいものです。
ぜひ、スマートウォッチを使いこなして健康管理に活かしてみてください!
Fitbit・Garmin・Apple Watch レビュー!どのスマートウォッチがおすすめ?3大メーカー比較評価 編
▼参考サイト
・Apple watch 公式サイト https://www.apple.com/jp/watch/
・GARMIN 公式サイト https://www.garmin.co.jp/
・Fitbit 公式サイト https://www.fitbit.com/global/jp/home
▼参考文献
・栄養科学イラストレイテッド運動生理学 編:麻見直美 川中健太郎(編)羊土社
・入門運動生理学 第4版 編著:和田茂、著:和田正信 松永智 杏林書院
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