Apple・Google/Fitbit・ Garminの比較記事

Fitbit 睡眠トラッキングのスコア平均は77点!睡眠グラフ比較 編

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睡眠トラッキング機能に定評のあるFitbitアプリ

睡眠感度を「高感度」に設定して睡眠レベルを計測しました。

睡眠スコアの平均は77点、理想は80点以上とのこと。

睡眠グラフをチェックすると、睡眠ステージが一目瞭然です。

理想の睡眠スコアは80点以上!

実際の睡眠記録から睡眠グラフの “ 良い例 ” と “ 悪い例 ” も比較しておきました。

睡眠グラフ(良い例)
睡眠グラフ(悪い例)

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睡眠スコアの平均は77点

Fitbit 睡眠スコア 最高点は100点。平均点は77点(Fitbitアプリのイメージ画像)

睡眠トラッキング機能では、毎日の計測結果を睡眠スコア(1〜100点の範囲)で教えてくれます。

睡眠スコアの目安は、平均が77点、理想は80点以上です。

最高点100点
理 想80点以上
平 均77点

多くの人の睡眠スコアが 72〜83 点とのことで、これを平均すると 77 点になります。

●参考:Fitbit アプリの睡眠スコアとは何ですか?

睡眠スコアの評価

睡眠スコアによって評価は「非常によい」「良い」「やや低い」「低い」に分けられています。

非常に良い90~100点
良い80~89点
やや低い60~79点
低い60点以下

平均以上の点数を取りたいところです!

●参考:Fitbit公式サイト「Fitbit アプリの睡眠スコアとは何ですか?」

睡眠トラッキング機能のメリット

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睡眠トラッキング機能は、睡眠中の心拍数や寝返りなどの体の動きを検知して、睡眠レベルの変化や状態を記録してくれる健康管理機能の一つです。

デバイスを装着して寝るだけで、光学式心拍計や加速度センサーが自動で計測してくれます。

レム睡眠をはじめノンレム睡眠覚醒の状態を詳細に確認できるため、睡眠習慣の改善にも役立てることができます。

  • 睡眠の質を確認・・・毎晩の睡眠と長期的な傾向を追跡できます。
  • 穏やかな目覚め・・・サイレントアラームで毎朝心地よく起床できます。
  • 眠りを分析・・・データから自分の睡眠を理解できます。
  • より良い睡眠習慣・・・目標や就寝リマインダーなどを設定できます。

より良い睡眠習慣をサポートしてくれる機能が豊富なのが Fitbitアプリの大きな特徴でもあります。

●参考:Fitbit デバイスで睡眠を記録するにはどうすればいいですか?

睡眠分析において、より深く詳しく知るためにはFitbit Premium(有料版)への加入が必要です。

Fitbit Premiumでわかること|無料と有料で使える機能の違い 編

睡眠ステージの見方

Fitbitで計測した睡眠グラフ記録(本人データ)

深い睡眠とレム睡眠」のタイルをタップすると上の画像のようなグラフ画面に切り替わります。

「目覚めた状態(覚醒)」「レム睡眠」「浅い睡眠」「深い睡眠」を縦軸、就寝から起床までの時間を横軸にして睡眠レベルの変化が表示されています。

睡眠ステージの役割

浅い睡眠浅い睡眠は心身の回復を促します。
深い睡眠深い睡眠は、身体的な回復と記憶と学習の側面を促進します。
この段階は、免疫システムの働きもサポートします。
レム睡眠レム睡眠は、前の日の情報を脳で処理・統合し、
それを長期記憶に保存するため、気分の調整、
学習、記憶に重要な役割を果たすことがわかっています。

眠りのステージはバランスが大事と言います。浅い眠りばかりだと充分な回復が行われず疲れが残っていたり、翌日のパフォーマンスに影響するかもしれません。

●参考:Fitbit 睡眠段階については何を知っておくべきですか?

ベンチマーク機能

30-day-average
benchmark

Fitbit の睡眠トラッカーの魅力は「30日間の平均」と「ベンチマーク」機能。

ベンチマークでは「あなたと同年齢の同性との比較」を教えてくれます。

他人との比較ができることで自分の睡眠状況を検証できるのも嬉しいポイントです。

睡眠グラフの良い例と悪い例(本人編)

graph of good sleep(睡眠グラフの良い例)本人データ
graph of bad sleep(睡眠グラフの悪い例)本人データ

スタンフォード大学医学部教授の西野精治氏によると「一番大切なのは入眠から最初の90分」で、一般的に深い眠りが前半にある方が良いとされています。

悪い例では、なかなか寝付けずに明け方近くになってから、やっと深い眠りについた時の睡眠グラフです。

こうして比べてみると、睡眠リズムの良し悪しがグラフで簡単に把握することができます。

あくまでも私の場合での良し悪しです。

●参考文献:図解眠れなくなるほど面白い睡眠の話 日本文芸社

睡眠グラフの理想形

出典:眠りのメカニズム 厚生労働省(e-ヘルスネット)

睡眠グラフの理想形は上の画像のようなイメージで、“ 深い眠りから浅い眠りに推移 ” している形になります。

ノンレム睡眠(深い睡眠)とレム睡眠(浅い眠り)が、約90分に1回のサイクルで繰り返されるため、睡眠時間の長さも大切です。

古賀良彦教授監修の書籍「良い睡眠で快適生活」でも、「始めはノンレム睡眠がより深く長く出現し、起きる前には浅めで短いレム睡眠が多くなっていくのが一般的な睡眠のリズム」と説明があります。

眠りのリズムには個人差があります。

●参考文献:良い睡眠で快適生活 睡眠と体のリズム

Fitbit の睡眠アプリはおすすめ

Sleep-records

睡眠トラッキング機能に定評があることは知っていましたが、実際に試してみないことには何とも言えない。

と言うことで、計測データと実際の睡眠時間などを照らし合わせて検証しています。

装着状態や寝相の悪さ?などで上手く測れていない時もありますが、概ね合致しているので信頼感はあります。

あくまでもウェルネス向上のための機器であり、医療目的では利用できませんがFitbitの睡眠アプリはおすすめです。

睡眠中の状態が気になる方はぜひ試してみて下さい。

お気に入りのデバイスで計測してみて下さい。

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【参考文献/参考サイト・引用元】
・西野精治(著)スタンフォード式 最高の睡眠 サンマーク出版

・内田直(著)安眠の科学 日刊工業新聞社
・西野精治(監修)図解眠れなくなるほど面白い睡眠の話 日本文芸社
・宮崎総一郎、林光緒(編著)改訂版 睡眠と健康 放送大学教育振興会
・Google Fitbit 公式サイト https://store.google.com/jp/category/watches_trackers?hl=ja
健康づくりのための睡眠指針検討会報告書 厚生労働省

眠りのメカニズム e-ヘルスネット 厚生労働省

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※写真やイラストはイメージです。