Apple Watch・Fitbit・Garmin 比較レビュー

Apple Watchで知る自立神経系|おすすめアプリ「ECG+」 App Store 編

ecg+-app

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Apple Watchのヘルスケアアプリとサードパーティアプリを連携して、

より詳細な身体状態をチェックできる点は魅力です。

自律神経系への反応度合いを「ECG+」というアプリで詳しく分析できます。

無料版ですが、より詳細な情報を得るには有料版の利用がおすすめです。

今回は実際の画面を例に紹介しています。

●参考:ECG+ WMS, Inc | App Store

【Apple Watch】心電図アプリの精度は高く医療機関との連携も可能!計測結果 2024 編

Apple Watchの自律神経系指標

Autonomic nervous system
自立神経系を整える体操をする様子(イメージ画像)

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、状況によってバランスが変化します。

緊張状態では交感神経が優位に、リラックス状態では副交感神経が優位に。

これらの自律神経の働きを把握するために、心拍変動(HRV)の計測値などが指標に使われています。

Apple WatchではSDNN方式が採用されています。

※SDNN(standard deviation of the NN intervals)は正常心拍間隔の標準偏差です。

Apple Watch ストレスレベルと疲労度の目安|心拍変動(HRV)編

心拍変動が低いとストレスが高い状態

スマートフォンでストレスレベルを確認する女性(イメージ画像)

心拍変動の値が小さいということはストレスが高い状態で、逆に心拍変動の値が大きい時はストレスが低い状態です。

緊張状態」と「リラックス状態」の違いを比較すると下記表の通りです。

緊張リラックス
心拍変動
(HRV)
ゆらぎが
小さい
ゆらぎが
大きい
ストレス高い低い

Apple Watchには「マインドフルネス機能」が搭載されており、リマインダーでリラックスを促してくれます。

Apple Watch マインドフルネス機能を体感!効果を検証 編

ヘルスケアアプリとの連携活用

Apple Watchの心電図アプリで計測したデータを元に、

サードパーティ製アプリ「ECG+」は心拍間隔(RRI)や心拍数(BPM)を細かく確認できます。

ECG App(本人データ)
HRV散布図(本人データ)

HRV散布図では、心拍変動の数値や状態を知ることができるので、自分の体調が回復傾向なのか疲労の兆候があるかの判断ができます。

図解で見ると状態が分かりやすい利点があります。

下記の解説のように「ポアンカレプロット(Poincaré plot)」で、体調の良し悪しが一目でわかるので重宝しています。

HRV散布図:ポアンカレプロット(Poincaré plot)の解説(出典:ECG Analyzer)
出典:ECG +アプリ

SDNNとrMSSDの数値を切り替えが可能です。

心拍変動算出方法には、rMSSDがデフォルトで設定されていますが、SDNNに切り替えることができます。

説明文の通り、「rMSSDは主に短期のHRVに焦点を当て、副交感神経活動の指標として利用されることが多い方法」です。

ECG+の料金体系(有料版)

料金体系(サブスクリプション)は下記の通りです。

ちょっと高めですから、最初は月間プランで試してみるのが良いと思います。

プラン例価格
ECG プロ版(月間)1,500円
ECG プロ版(年間)7,000円
ECG PREMIUM プロ版(永続版)18,000円
2024.7.12現在

当アプリは、年間プランは 583円 /月 とお得な設定であり、いつでも解約可能なので良心的なアプリだと思います。

アプリへの信頼も大切な要素かもしれません。

感想

ECG+では、それぞれの数値をヘルスケアアプリのデータから読み取り、分かりやすいように多彩なグラフで確認することができます。

このアプリを使うことで、自立神経系の仕組みについての知識向上や自己分析にも役立ちます。

日常生活のウェルビーイング向上にも利用価値の高いアプリだと思います。

Apple Watchのヘルスケアアプリでは限りがあるため、連携アプリを使うことで幅が広がることを知って頂ければ幸いです。

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参考サイト

・Apple 公式サイト https://www.apple.com/jp/watch/
・App Store WMS, Inc
・Apple Watch の心電図アプリで心電図をとる Apple 公式サイト

※記事内容は予告なく変更になる場合があります。
※写真やイラストはイメージです。