Fitbit Chargeは、4・5・6と使い継いできました。次にCharge 7が出たら買うつもりで、その日を待っていました。
2026年10月12日、Googleが発表したのは「Charge 7」ではなく、新しい名前の「Google Fitbit Edge」でした。名前は変わりましたが、立ち位置はCharge 6の後を継ぐモデルだと感じています。
筆者も早速、Googleストアから予約しました。
発売は10月27日です。この記事は発売前に、Google公式の情報をもとに書いています。実際に使った感想は、届いてから別の記事で書ければと思います。
Fitbit Edgeは「名前を変えたCharge 7」なのか

Googleは公式には「後継」という言葉を使っていません。ただ、商品ページのよくある質問で「Fitbit Charge 6との違い」を説明しており、日本公式ブログでは「次世代フィットネス トラッカー」と紹介されています。
ラインナップの中では、画面のないFitbit Airと、スマートウォッチのPixel Watch 5のちょうど中間に置かれています。画面付きの細いバンドという形は、まさにChargeシリーズのポジションだと感じました。
ここからは私の推測ですが、今年5月に発売されたFitbit Airと「Air」「Edge」で名前をそろえ、Charge時代とは別のシリーズとして見せたかったのかもしれません。中身はCharge 6の次の一台でも、名前だけは過去と切り離した、という印象です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 26,800円(税込・Google ストア) |
| 予約開始 | オンライン:10月12日、店頭:10月13日 |
| 発売日 | 2026年10月27日 |
| カラー | Obsidian、Fog、Olive、Canyonの4色 |
| 購入特典 | Google Health Premiumが3か月無料 |
Charge 6・Pixel Watch 5との違い

Charge 6から大きく変わったのは、防塵・高度計・健康指標が増えた一方で、その場で測るストレス管理(EDAスキャン)と決済がなくなった点です。
Google ストアの比較ページをもとに、上位のPixel Watch 5(41mm)も並べました。「○」は対応、「-」は比較ページに記載がないことを表します。
| 項目 | ![]() Fitbit Edge | ![]() Charge 6 | Pixel Watch 5 (41mm) |
|---|---|---|---|
| サイズ | 39.2×25.5×11.5mm | 36.73×23.09×11.20mm | 直径41mm |
| 画面 | AMOLED カラー | AMOLED | AMOLED LTPO |
| 防水・防塵 | 5ATM・IP68 | 5ATM | 5ATM・IP68 |
| バッテリー | 最長7日間※1 | 7日間 | 常時表示で最大30時間 |
| GPS | 内蔵 | 内蔵 | デュアル周波数 |
| 対応OS | Android 11〜 /iOS 16.4〜 | Android 10〜 /iOS 14.0〜 | Android 12〜 |
| 心電図アプリ・不整脈の通知 | ○ | ○ | ○ |
| 高度計・ジャイロ | ○ | – | ○ |
| 月間の血管・代謝ストレス | ○※2 | – | ○ |
| ストレスマネジメントスコア・EDA | – | ○ | ○ |
| NFC・Google ウォレット | – | ○ | ○ |
| Google マップ | 近日提供予定 | ○ | ○ |
| 天気・朝のブリーフィング | ○ | – | ○ |
※1 バッテリーセーバーモードを条件とした数値です。
※2 Google Health Premiumや地域の条件付きで、日本のEdgeでは「近日対応予定」とされています。
また、日本公式ブログによると、日本国内でも新たに「不規則心拍の通知」が使えるようになりました。
安静時や睡眠中の心拍リズムを確認し、心房細動を示す不規則な心拍の兆候が何度か見られたときに知らせる機能です。22歳未満の方や、すでに心房細動と診断されている方は対象外で、医師の診断に代わるものではありません。
いちばん大きな変化は「ストレス」の意味でした
結論から書くと、EdgeではCharge 6のEDAスキャンがなくなり、代わりに「血管ストレス」と「代謝ストレス」の月間の傾向が加わります。その場で自分から測る機能はなくなり、自動で傾向を見守る形に変わりました。
比較ページを見ていちばん驚いたのは、「ストレス モニタリング」の欄です。Edgeの列は、すべて「—」になっていました。
Charge 6にあった次の機能は、Edgeの比較表には載っていません。
- ストレス マネジメント スコア
- ストレス マネジメントに役立つEDAスキャンアプリ
- 気分の記録とリフレクション
- マインドフルネス コンテンツ
なお、EdgeにEDAスキャンがないことは、海外メディアのTech AdvisorがGoogleに確認しています。一方で、ストレスマネジメントスコアは、Google Healthアプリでは「回復力(Resilience)」という3段階の評価に移行しています。
Tech Advisorによると、Edgeも回復力によるストレスの把握に対応するとされています。ただ、Googleのヘルプの対応機種一覧には、まだEdgeは載っていません(2026年10月16日時点)。
そして、Edgeには新たに「月間の血管ストレスの傾向」と「月間の代謝ストレスレベル」が入りました。注釈を読むと、血管ストレスは血圧、代謝ストレスは糖尿病に関わる指標として説明されています。GoogleのHealth ガーディアン機能の一部です。
つまり、同じ「ストレス」という言葉でも、測っているものが入れ替わったように感じます。Charge 6は「いま緊張しているか」という心のストレス、Edgeは「血管や代謝に負担がかかっていないか」という体のストレスを、月単位の傾向で見る考え方です。

ただし、どちらも医療目的ではありません。公式の注釈では、血圧計の代わりにも、糖尿病や高血圧の予備スクリーニングの代わりにもならないと、かなり念入りに書かれています。
「血圧が測れる」ではなく、「傾向をつかむためのウェルネス機能」と受け取るのがよさそうです。
また、日本のEdgeの商品ページでは、Health ガーディアンは「近日対応予定」です。発売日から使えるかは、まだわかりません。利用にはGoogle Health Premiumの契約が必要になる場合もあります。
ひとつ気になったのは、センサーの欄です。EdgeもCharge 6も、同じ「心電図アプリ対応の電気センサー」と書かれています。EDAスキャンがなくなったのが、ハードの都合なのか、ソフト側の判断なのかは、公式には書かれていません。
数字で知るか、感覚で気づくか
マインドフルネスを学んだ経験から見ると、この変化には少し納得するところもあります。
マインドフルネスでは、いまの自分の状態に、自分の感覚で気づくことを大切にします。手首の数字が「緊張しています」と教えてくれるのは便利です。ただ、数字を確かめる習慣が、自分で気づく機会を減らしてしまうこともあるのかもしれません。
Edgeは、その場でストレスを測る手段を手放しました。その代わりに、睡眠やHRV、月単位の傾向から、体の状態を静かに見守る方向へ進んだように見えます。
気づくのは自分で、見守るのはデバイス。そんな役割分担だと考えれば、ストレスの数字が消えたことは、必ずしも後退ではないのかもしれません。
実は私も、Charge 6のEDAスキャンは最初こそ使っていたものの、その後はほとんど使わなくなっていました。手放したのは、Googleだけではなかったのかもしれません。
Fitbit Edgeを予約した理由

ストレスの変化には戸惑いました。それでも予約した理由を正直に書くと、これまでスマートウォッチやトラッカーを使ってきて、単純にEdgeを使ってみたくなったからです。その気持ちの背中を押したものが、いくつかあります。
Fitbit Airを使って、画面が欲しくなった
Fitbit Airを購入し、今は就寝時を中心に使っています。軽くて快適なのですが、再起動や再ペアリングのときに、画面がないため状態がわからず戸惑いました。使ってみてわかったのは、私には画面が欲しかった、ということです。
そこへ登場したのが、軽さも申し分ないEdgeでした。本体は17.7g(バンドを除く)で、画面付きでこの軽さなら、毎日使うのに問題はないと考えています。Airで感じた戸惑いも、解消できるのではないかと期待しています。
歩数が、ひと目で見られそうなこと
Garminを使う理由のひとつが、文字盤に歩数が常に表示されることです。歩数の目標を持っていると、タップして確認するのは意外と面倒に感じます。
日本公式ブログには、文字盤のコンプリケーションで歩数や天気を画面の中央に表示できると書かれています。実際にどう見えるかは、届いてから確かめたいと思います。
睡眠とHRVを、朝に手元で確認できること
毎朝、いちばん見ているのは「睡眠」と「HRV(心拍変動)」です。Edgeは睡眠ステージ・睡眠スコア・心拍変動に対応し、比較ページには「朝のブリーフィング」も載っています。Airではアプリを開く必要があった数字を、手元で確認できるようになればと願っています。
バッテリーを交換できること
Edgeは、修理を前提に設計された初のFitbitで、バッテリーを交換できます。気に入った一台を、長く使えるようになればと期待しています。
予約したのは、Olive(Satin Pyrite アルミケース × Olive アクティブ バンド)です。支払いには、たまっていたGoogle ストアのポイントを使いました。
Google Health Premiumがすでに使えること
もうひとつの決め手は、Google Health Premiumです。私はGoogle AI Proの特典として、すでにPremiumが有効になっています。Geminiを活用したコーチング機能を、届いたらすぐに追加の費用なしで使えることが、購入を決める後押しになりました。
購入特典の「Premium 3か月無料」は、私の場合は関係ありません。ただ、これからPremiumを試してみたい方には、うれしい特典だと思います。
予約した今も、気になっていること
期待と同じくらい、発売前の公式情報だけでは判断できないこともあります。
Suicaは使えません
公式の比較ページと仕様を見ると、Charge 6にあったNFCとGoogle ウォレットが、Edgeにはありません。NFCを搭載していないため、Suicaは使えません。Google ウォレットのタッチ決済も同じです。
とはいえ、私はSuicaも、手首での電子決済も使っていないので、正直なところ影響はありません。ただ、Charge 6で日常的に決済している方にとっては、いちばん大きな違いになりそうです。
「最長7日間」には条件がある
Edgeのバッテリー「最長7日間」は、注釈を読むとバッテリーセーバーモードを条件とした数値です。普通に使うと、もう少し短くなるのかもしれません。届いたら、私の使い方で何日持つかを測ってみます。
「近日対応」の機能が多い
公式ページでは、次の機能が発売後の提供とされています。
- Google マップの経路案内:2026年内提供開始予定
- Google Health コーチのパーソナライズされたワークアウト:2026年内提供開始予定
- Health ガーディアン機能:近日対応予定
発売日にすべてがそろっているわけではないようです。これらを目当てにするなら、提供が始まってから判断しても遅くないと思います。
iPhoneはiOS 16.4以降が必要
Charge 6はiOS 14.0以降に対応していましたが、EdgeはiOS 16.4以降です。古いiPhoneをお使いの方は、予約の前に確認しておくと安心です。
Charge 6を使い続けるのも、正しい選択だと思います

Edgeは、Charge 6をそのまま上回る「上位互換」ではないように感じています。次のような方は、今のCharge 6を使い続ける、あるいは様子を見るのが賢明かもしれません。
- SuicaやGoogle ウォレットで、日常的に支払いをしている方
- EDAスキャンで、その場でストレスを測ることを気に入っている方
- iOS 16.4に更新できないiPhoneをお使いの方
- Google マップの経路案内など、「近日対応」の機能を目当てにしている方
新しいものが出ると、買い替えないといけないような気持ちになります。でも、今の使い方に合っているなら、使い続けることも立派な選択だと思います。反対に、画面がいらない方には、より軽くて手頃なFitbit Airという道もあります。
\ Fitbit Charge 6 /
まとめ

Charge 7を待っていた私にとって、Fitbit Edgeは「名前の違う、待っていた一台」だと感じています。画面・軽さ・高度計・バッテリー交換は進化し、一方で、その場で心のストレスを測る機能と決済は手放したモデルです。
予約はしましたが、評価は使ってみてからです。睡眠とHRVの見やすさ、実際のバッテリーの持ち、Airから持ち替えて感じたことを、発売後のレビューでお伝えできればと思います。
なお、手元のFitbit Airは、妻に譲ろうかと考えています。
注記
本記事は、2026年10月16日時点のGoogle公式情報に基づいています。機能の提供時期や内容は変わる場合があるため、購入前にはGoogle ストアの公式ページでご確認ください。血管ストレス・代謝ストレスなどの指標は医療目的ではありません。健康について気になる点は、医療機関にご相談ください。
\ Fitbit Air /
▼参考サイト
- Google Fitbit Edge(Google ストア)
- ウォッチとトラッカーの比較(Google ストア)
- Google Fitbit Edge が新登場(Google Japan Blog)
- Google Fitbit Edge vs Charge 6: Missing 3 Key Features(Tech Advisor)
- ストレス管理・回復力(Google Health ヘルプ)
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